イネ花粉2017年の時期は?期間を種類別に紹介!
「花粉症の時期は過ぎたはずなのに、鼻水や目のかゆみが続くのはどうして??」
私も花粉症持ちですが、辛いですよね^_^; 春が過ぎたのに症状が治まらない、そんな場合はもしかしたら別の花粉に対して体が反応しているかも・・・
花粉症というと一般的にはスギ・ヒノキをよく耳にすると思いますが、実は症状を引き起こす花粉はスギやヒノキだけではありません。その原因は・・・
イネ花粉
である可能性があります。あまり耳にすることはないかもしれませんが、イネ花粉に対してアレルギーを持っている人も結構いるんですよ!イネ花粉症に気づかずにいる人もちらほら…
スギ花粉と違い天気予報などでは細かく取り上げられないイネ花粉ですが、実はイネの種類によっても少しずつ時期が異なります。
2017年のイネ花粉の時期はいつからいつまで
なのか気になるところですよね。そこで今回はイネ花粉の時期とどんな種類があるのか詳しくご紹介したいと思います。
■イネ花粉2017年の飛散時期は?
2017年のイネ花粉の時期はいつごろか?ということですが・・・
全国的にスギとヒノキの花粉のそれぞれのピーク時期がほぼ例年並みであったと日本気象協会が発表しているので、
イネ花粉の飛散時期は4~10月
と予測できます。
イネ科は種類が多く種類によって、飛散時期にバラツキがあるため、これらを合わせると長い期間にわたって花粉が飛散することになります。イネ科の主な分類は、下記の5種類!
- イネ
- カモガヤ
- ハルガヤ
- ススキ
- アシ
それぞれの植物のイネ花粉の飛散時期と特徴を見ていきましょう。画像も一緒に掲載しますので、身近に原因となるイネ科の植物があれば、注意していきましょうね!
イネ花粉①:イネ
イネの花粉飛散時期は5~9月です。
お米の生産地は日本全国にあるため、全国の水田がイネ花粉の生息地帯となります。高さは60~100cmほどで夏に開花します。
イネというと夏のイメージがあると思います。しかし、
秋の収穫時に要注意
です。花粉症を引き起こす時期としては、開花時期よりも、秋の稲刈り後に出るもみ殻や脱穀の時の粉塵がより一層の症状を引き起こすのです。
イネの場合は開花時期だけでなく、収穫の時期も対策を怠らないようにしましょうね。
イネ花粉②:カモガヤ
カモガヤの花粉飛散時期は5~8月です。カモガヤは、
イネの花粉症の中で最も多い
のが特徴です。
高さは30~70cmほどで河川敷や堤防に多く生息しているため、多くの人の生活圏にあるといえます。
スギ花粉の花粉症がある人はカモガヤの花粉にも反応しやすいと言われているので要注意です。また、カモガヤ花粉症を発症すると、食物アレルギーを併発することも多いので、疑いがある人は十分注意しましょう。
イネ花粉③:ハルガヤ
ハルガヤの花粉飛散時期は4~7月です。
ハルガヤは道端や空き地など生活圏の近い場所に生息しています。日本全国のどこでも生息しているので、ハルガヤ花粉症の方は日常から対策をする必要があります。高さは30~45cmほどで低めです。
ハルガヤ花粉症の特徴は、
咳が出やすいこと
です。咳の症状がひどくなって喘息に発展することも多いため、注意が必要です。
イネ花粉④:ススキ
ススキの花粉飛散時期は8~10月です。
日本全国の日当たりの良い山や野原に生息しています。高さは1~2mほどまでなるので、遠目からもわかりやすいのが特徴です。
秋の七草の代表であるススキですが、花粉症の原因でもあるので疑いがある人は近づかないように注意しましょうね。
ススキの花粉症があると、
他のイネ科植物の花粉症を併発
する可能性が高くなります。
イネ花粉⑤:アシ
アシの花粉飛散時期は8~10月です。
日本全国に生息していますが、特に河川敷の海に近い下流部に多く生息しています。
高さは2~5mほどとかなり高めで、遠くからでも生息していることが確認できるので、花粉症症状のある人はこの時期は河川敷に行かないように気をつけましょう。
夏の時期はキャンプやバーベキューなどで河川敷に行く機会が多いので、そのような時には周りを見てアシには近づかないようにしましょうね。
イネ花粉症を引き起こしやすい5種類を紹介してきましたが、どういった症状がでるのか気になりますね。そこで、イネ花粉の症状と特徴に関する記事も作成しました!
⇒ イネ花粉の症状とは?とっても辛い4つはコレ!
■まとめ
2017年のイネ花粉の時期について振り返っておきましょう。
2017年のイネ花粉は4~10月に注意!
イネ科の主な植物とそれぞれの花粉飛散時期は・・・
◎ イネ:5~9月
◎ カモガヤ:5~8月
◎ ハルガヤ:4~7月
◎ ススキ:8~10月
◎ アシ:8~10月
春から夏の時期にかけて鼻づまりがひどくなったり、鼻水が止まらなくなったり…
イネ花粉の症状は時期的に夏風邪と間違えられやすいのが特徴。数日すると症状が軽くなり、花粉症を風邪だと思い込んでしまうのです。毎年夏になると調子が悪くなる人は、イネ花粉を疑ってみたほうがいいでしょう。
自分がイネ花粉か夏風邪なのかの見分け方は下記の記事に書いているので、気になる人はチェックしておきましょう。意外な植物の花粉症かもしれませんよ!
⇒夏の鼻水とくしゃみで考えられる原因は?
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