イネ花粉の症状とは?とっても辛い4つはコレ!
先日、病院内でイネ花粉症に関するポスターが貼られているのを見ました。イネの花粉症って耳にすることがあまりないので、「イネ花粉症ってどんな症状が出るんだろう?」と気になりました。
そこでイネ花粉の症状について色々と調べてみました!(^^)
花粉症というとスギ花粉のイメージが大きいですが、実は日本人にはイネ花粉症の人も多くいます。イネ花粉の症状ってどういうものが出るのか、特徴としてどういうものがあるのかを知らない方も多いと思います。そこで・・・
- イネ花粉症で起こる4大症状
- イネ花粉症特有の症状
をお伝えしていきたいと思います。
風邪ではなさそうだし、もしかしたらイネ花粉!?そう思っているあなたに、イネ花粉の症状と特徴をご紹介していきますね。
目次
■イネ花粉症の4大症状とは?
イネ花粉症ではどういった症状が起こるのでしょうか?
イネ花粉症で起こる4大症状とは・・・
- 鼻水
- 鼻づまり
- くしゃみ
- 目のかゆみ
これらの反応はいずれも体の免疫系と関係があり、異物とみなした花粉を体内から追い出そうとすることで生じます。つまり、イネ花粉に対するアレルギー反応です。
この4つの症状をさらに詳しく解説していきたいと思います。
症状①:鼻水
花粉症による鼻水はどろっとした風邪の時のものとは異なり、透明に近い色でサラサラしています。
花粉を追い出そうとするために出る鼻水ですが、サラサラしているので、鼻から垂れ続けたり、喉の方まで流れ込んだりということがあります。
症状②:鼻づまり
花粉に対するアレルギー反応によって、鼻の粘膜が腫れるため、鼻づまりも起こります。
寝る時に鼻が詰まって寝れない…ということがありませんか?それは、昼の間に体内に蓄積された花粉が徐々に反応して、鼻の粘膜が腫れるためです。
ひどい場合には両方の鼻がつまってしまいます。そうすると、必然的に口呼吸になることで、喉まで傷めてしまうということもあります。
症状③:くしゃみ
くしゃみも異物を追い出そうとする反応の一種です。
鼻の粘膜についた花粉を除こうとして、反応が起こります。何回も連続して起こるのが特徴で、ひどい場合にはくしゃみが止まらなくなる場合も・・・
くしゃみの数は花粉の飛散量に左右されることが多いです。
症状④:目のかゆみ
花粉が目の神経や血管を刺激することで、目のかゆみが生じます。
目が腫れたり、充血したりという症状も起こります。また、目の掻きすぎによって、目の粘膜を傷つけてしまうこともあるので注意が必要です。
⇒ 花粉症で目がかゆい時の対策は?知っておきたい3選を紹介!
これらの症状はイネ花粉のシーズンに見られる特徴ですが、それ以外にも気をつけなければいけない点もあります。
どういったことに気をつけなければならないのでしょうか?続いてご紹介していきますね。
■イネ花粉症特有の症状とは?
イネ花粉症で特に気をつけなければいけないのは、イネ花粉症を持っていることで、
食物アレルギーを合併することがある
ということです。
イネ花粉の抗原と食べ物の抗原に一部似た部分があるため、アレルギー反応が起こるのが原因です。
※ 抗原:花粉症症状を引き起こす原因となる物質
小麦を使った食べ物、トマト、メロン、スイカ、ジャガイモ、オレンジ、セロリ、バナナを食べる場合は注意が必要です。
これらを食べたときに、口から喉の奥・耳などにかゆみを感じれば、アレルギー反応が起こっている証拠です。イネ花粉症を持っている場合は、花粉シーズンだけでなく、普段食べているものからもアレルギー反応が起こっていないかを注意するようにしましょう。
食べ物は年中意識する必要がありますが、イネ花粉のシーズン中は、どういった対策をすることが必要なのでしょうか?
最後にイネ花粉対策について見ていきましょう。
■イネ花粉はどう対策すればいいの?
イネ花粉の対策は、基本的にスギなどの花粉症対策と同じです。
- マスクやメガネをする
- 帰宅とには手洗い、洗顔、うがいをする
- 薬を使用する(点眼薬、点鼻薬、内服薬)
などがあります。
では、スギなどの花粉と異なるのはどういった点でしょうか?
イネ科の植物は背が低いので、スギのように広範囲に飛散することはないということです。飛散範囲はせいぜい200m程度です。
イネ科の植物は川沿い・堤防・水田などに生育していることが多いので、水辺では注意が必要です。そういった場所では、マスクやメガネを着用するようにしましょうね。
⇒ イネ花粉2016年の時期は?期間を種類別に紹介!
■まとめ
イネ花粉の症状にはどういったものがあるのかを振り返っておきましょう。
1. 鼻水
2. 鼻づまり
3. くしゃみ
4. 目のかゆみ
これらの反応はいずれも体が異物とみなした花粉を体内から追い出そうとする反応です。
症状を引き起こさないようにするには、花粉を体内に取り入れないことが重要です。マスクやメガネをすることで対策をしていきましょう!
イネ花粉症で気をつけたいのが、食物アレルギーを合併する可能性があること。イネ花粉の抗原と食べ物の抗原に一部似た部分があり、体が異物とみなして症状を引き起こしてしまいます。
イネ科の植物はもちろん、食べ物にも十分注意をしていきましょうね。
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