花粉症で目がかゆい時の対策は?知っておきたい3選を紹介!
花粉症の症状の中でも特につらいことの一つは「目のかゆみ」ではないでしょうか。実は花粉症にかかっている90%以上もの方が、目のかゆみに悩まされていると言われています。
目をこすると炎症を起こす可能性があるので、こすらないように気をつけてもどうしてもかゆくて触りたくなるものです。
目がかゆいと仕事や勉強にも集中できなかったり、日常生活にも支障が出てしまいますよね。特に女性は、メイクが崩れたり、目の周りの肌が荒れてしまうなど様々なトラブルの原因となってしまいます。
目のかゆみには正しい方法で対策をしていきたいもの。間違った方法で対策をすると、目が赤くなったり、炎症を起こしたり…と更に症状が悪化してしまいます。
今回はそんな辛い花粉症の目のかゆみにおすすめな対策3選をご紹介したいと思います。
目次
■花粉症で目がかゆい場合の対策は?
「目がかゆくてどうしようもない…」という時にかゆみを止めるのにおすすめな方法が3つあります。
目をたくさんかいて腫らしてしまう前に、ぜひこの対策を覚えておきましょう。
【対策①:点眼薬を差す】
抗アレルギー成分や目の神経を刺激する原因となる「ヒスタミン」を抑える成分が入っている点眼薬を差すと、目のかゆみを抑えることができます。
かゆみ対策の目薬はドラッグストアなどで買う方が、時間も手間もかからなくて楽だ!という方もいるかもしれませんが、実は市販薬と医療機関で出される処方薬には違いがあるのです。
市販薬は誰でも買うことができるので安全性重視なのに対し、処方薬は個人に合わせて調合されるため効き目重視となっています。そのため、確実に早く効果を出したい場合には、病院で処方してもらうのが一番です。
また、目薬の差し方にも注意点があります。
かゆいと何度も差したくなりますが、回数は1日2回など決められた回数を守るようにしましょう。また、目薬を差す量は1回に1滴差すのが効果的です。差しすぎは涙によって薬の成分が流れてしまうので逆効果になります。
【対策②:目を洗う】
花粉が眼球に付着している限りかゆみは続くので、花粉を洗い落すことも大切です。水道水で目を洗うという方も多いと思いますが、実は問題点もあるんですよ。それは…
水道水は目を傷つける可能性がある
ということです。塩素が含まれているため、目の細胞を傷つけてしまう可能性があるのです。
ソフトコンタクトレンズ用点眼液は、目に負担をかけずに花粉を十分洗い流せるのでおすすめです。市販の洗眼液は防腐剤が入っていることが多く目に刺激が強いため、防腐剤の入っていない1回ずつ使い切りタイプを選びましょう。
【対策③:ツボを押す】
かゆみを内側から抑える方法がツボ押しです。目のかゆみを止める効果のある3つのツボをご紹介します。
太陽(たいよう):眉尻と目じりの中間のこめかみのくぼみに位置するツボです。側頭筋や外眼筋に刺激を与える効果があります。
清明(せいめい):目頭と鼻の付け根の間のツボです。人差し指と親指で押し込むように刺激を加えます。
承泣(しょうきゅう):黒目の真下、下瞼の中央にあるツボです。下から押し上げるように押しましょう。
目がかゆい時の対策を3つご紹介しましたが、かゆみが出る前に対策が出来れば、辛い目のかゆみの症状を軽減することができますよね。
そんな花粉症で目のかゆみに悩まされているあなたのために、かゆみ予防の方法もご紹介したいと思います。
■花粉症で目がかゆみ予防は?
花粉症でなるべくかゆみを引き起こすことを避ける対策も3つご紹介します。
【予防①:外出時は花粉を極力避ける】
花粉が飛ぶ時間帯にはピークがあります。晴れて風邪の強い日中、特に昼前から3時までは花粉飛散のピークとなりますので、予定が調整できる場合は外出を控えましょう。
また外出時は帽子やマスクを着用し、花粉が付きにくいスベスベの素材の服を選ぶようにしましょう。
【予防②:眼鏡をかける】
普通の眼鏡をかけるだけでも、目に入ってくる花粉を3分の1にカットできると言われています。さらに、隙間からの花粉を防いでくれる花粉症用の眼鏡は、より効果抜群です。
「JINS花粉CUTメガネ」という花粉症対策の眼鏡がありますが、なんと花粉カット率98%以上という高い効果があるようですよ。一度他の眼鏡と比べてみるのも面白いかもしれませんね。
【予防③:コンタクトレンズは避ける】
コンタクトレンズは花粉が付着して、花粉症の症状が悪化したり、炎症を起こしたりするので避けるのが安全です。
花粉を防御する目的も兼ねて、花粉症のシーズンだけは眼鏡に切り替えるようにしましょう。どうしても必要であれば、使い捨てのコンタクトレンズを選びましょうね。
■まとめ
花粉症で目がかゆい場合の対策について、もう一度振り返っておきましょう。
① 点眼薬を差す
② 目を洗う
③ ツボを押す
点眼薬はドラッグストアなどで買える「市販薬」と医療機関から出される「処方薬」があります。手軽に使うのであれば市販薬を、効き目を重視したい場合は処方薬がオススメです。
そして、目を洗う場合は水道水ではなく、1回使い切りのソフトコンタクトレンズ用点眼液を選ぶようにしましょう。水道水は塩素が含まれているため、目を傷つけてしまうことがあるのです。そのため、涙と同じ成分のソフトコンタクトレンズ用点眼液がオススメですよ。
私も花粉症ですが、時期がくると1〜2ヶ月間は本当に目のかゆみが辛いです。目玉を取り出して洗いたいというのも非常によくわかります。何もせず我慢することなんてできないですよね!
今回ご紹介をした対策を実践して、辛い目のかゆみを抑えていきましょう!
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