秋の花粉症時期は?いつからいつまでかを種類別に紹介!

7078971979cbe394b77919b2dc31aef5_s
「秋に入ってから、なぜか鼻水や鼻づまりが続くなぁ・・・」

私はスギの花粉症とともにブタクサの花粉症もあるので、こういった症状に悩まされています…秋になると、ブタクサ花粉がくるのかと思うと憂鬱になりますが、対策のために秋の花粉症時期は毎年頭に入れています!

 
秋に鼻や目の症状が続いていたら、もしかすると花粉症が原因かもしれません。花粉症というと春のイメージが強いものですが、実は秋にも花粉症があるのです。ただ、

秋の花粉症時期はいつ頃か

ということはピンと来ないのでしょうか?実際、植物の種類によっても少しずつ時期が異なります。

花粉症時期症状を引き起こす植物ついて知っておくことによって、適切な対処を行うことにつながります。

それでは秋の花粉症について見ていきましょう。

スポンサードリンク


■秋の花粉症時期とは?

039529
秋の花粉症の時期はいつからいつまでということですが、それは・・・

8月から10月まで

です。ただし、原因となる植物によって多少のばらつきがあります。秋の花粉症の原因となる植物は、主に次の3種類!

  • ブタクサ
  • ヨモギ
  • カナムグラ

これらはどれも背が低い植物のため、花粉の飛散距離はせいぜい数百メートル程度です。スギの場合は、数十~数百キロメートルもあるので、原因となる植物に近づかなければ、ある程度症状が起こることを防ぐことができますね。

花粉の飛散範囲は狭いですが、道端などどこにでも生息する植物でもあるので、花粉症の症状が出る人は春に続いて多い季節でもあります。

それでは秋の花粉症の代表的な植物をさらに詳しく見ていきましょう。

 

秋の花粉①:ブタクサ

ragweed-219747_640
ブタクサは道路脇や河川敷など生活圏内に多く生息している植物であり、

花粉の飛散時期は8〜10月でピークは10月です。

ブタクサ花粉症はスギ・ヒノキに次ぐ3番目に多い花粉症となっています。つまり、秋の花粉症の中では最も原因となりやすい植物なのです。

 
ブタクサ花粉症で特に注意をしたいのは、食物アレルギーとの関連性が高いという点です。

メロン・スイカ・きゅうりなどのウリ科の食べ物はブタクサ花粉と類似しており、ブタクサの花粉症がある人はアレルギーを発症しやすくなっています。

むくみ解消や夏バテ予防の効果のために、意識的にこれらの食べ物を摂取している人もいるかもしれません。ただし、ブタクサ花粉症がある人は、食物アレルギーの症状である口・唇・喉のかゆみを引き起こす可能性が高いので、注意しましょう。

 

秋の花粉②:ヨモギ

thumb1_0e651db4ce72cb407b413cb3b3cfc066
ヨモギも全国至る所に生息している植物であり、秋道端や空き地・公園・側道・堤防など多くの場所に生息しています。そのため、日常生活の中で無意識に触れている可能性があります。

花粉の飛散時期は8月下旬〜10月上旬でピークは9月です。

ヨモギ自身も食用として親しまれている植物ですが、ヨモギ花粉症も食物アレルギーとの関連性が高いです。ヨモギ花粉症である場合にも、食べ物にも気をつける必要があります。

ヨモギ花粉症がある場合には ニンジンとセロリに要注意です。これも花粉の形状が似ていることが原因とされています。

ただし、食物アレルギー症状が出るのは生で食べた時に多く出ることがわかっています。加熱すると症状が出にくくなるので、アレルギーが出る場合は、調理法を工夫しましょう!

 

秋の花粉③:カナムグラ


カナムグラはブタクサ、ヨモギに次ぐ秋の花粉症の代表的な植物であり、

花粉の飛散時期は8月〜10月でピークは9月です。

カナムグラは生殖力の非常に強い植物で、野原、道端、荒地など至る所に生息しています。ツル科の植物であるため、電柱・木・ガードレール等に絡みついていることが多いです。

何かに巻き付きながらどんどん高い位置に葉をつけるため、繁殖した場所は一体が覆われることもあるほどです。ホコリのように空中に舞って花粉を飛散させます。この花粉がアレルギーの原因となります。

花粉の飛ぶ量は少ないため、カナムグラ花粉症である人の数は少ないですが、どこにでも見られる植物のため、アレルギーのある人にとってはやっかいな存在です。

 
これらの植物が原因の秋の花粉症ですが、花粉症になって日が浅いうちは風邪なのか花粉症なのかわからないですよね。

花粉症だと分かれば、それに合わせた対策ができます。

花粉症の症状の対策を程度に分けてお伝えしている記事が下記です。
⇒ 花粉症がひどい時の対策は?絶対に知っておきたい3ステップ!

対策を立てるためにも、花粉症か風邪かをはっきり区別しておきたいですね。

最後に花粉症と風邪の見分け方について知っておきましょう!

スポンサードリンク


■花粉症と風邪の見分け方は?

花粉症と風邪はどちらも鼻水やくしゃみを伴うので一見似ていますが、どちらかを見分けることは比較的容易です。

【花粉症の場合】
・ 鼻水が水っぽい
・ 花粉の飛散がある限り、症状が続く
・ 発熱しても微熱程度
・ 目のかゆみがある
【風邪の場合】
・ 鼻水に粘りがある
・ 熱が出る
・ 食欲がなくなる
・ 1週間程度で治る

風邪でも花粉症でもなさそうだけれども、鼻水・鼻づまり・くしゃみ・目のかゆみなどが続くという場合は別の原因も考えられます。

そんな場合には、下記の秋のアレルギーに関する記事もご参照ください。
⇒ 秋のアレルギーの原因とは?原因を特定する方法は?

スポンサードリンク


■まとめ

秋の花粉症時期がいつからいつまでかを振り返っておきましょう。

<秋の花粉症時期はこの期間!>

秋の花粉症は8月から10月まで!

ブタクサ:8月~10月(ピークは10月)
ヨモギ:8月下旬〜10月上旬(ピークは9月)
カナムグラ:8月〜10月(ピークは9月)

 

秋の花粉症は春のスギ花粉と比べて、飛散量が少なくて飛散範囲も狭いです。そのため、症状が春よりも軽く済む場合が大半です。

しかし、道端や野原など日常的に見られる植物が多いため、花粉を飛ばす植物が多く生息する場所には極力近づかないようにするとよいでしょう。

自分が風邪か花粉症かどうかを自分で判別して、それに合わせた対策をしていきましょうね。

(Visited 9,031 times, 1 visits today)

スポンサードリンク


コメントを残す

CAPTCHA


サブコンテンツ

このページの先頭へ