ヒノキ花粉の時期は?各地域のピークはこの期間!
「スギ花粉は落ち着いたはずなのに、鼻水やくしゃみがひどい・・・」
花粉は何もスギだけではありません。その原因はもしかすると・・・
ヒノキ花粉
が原因かもしれません。
ヒノキ花粉もスギ花粉の症状と同様に、くしゃみ・鼻水・頭痛・目のかゆみといった症状を引き起こします。ヒノキでも花粉症に苦しめられるの!?と思ってしまいますよね。
ではヒノキ花粉の時期はいつ頃なの?と気になりますよね。日本でも地域によって、ヒノキ花粉の時期は異なります。あなたが住んでいる地域はいつ頃なのかをチェックしておきましょう!
今回はヒノキ花粉の時期と各地域でのピークはいつ頃かについてお伝えしていきますね。
■ヒノキ花粉の時期はいつからいつまで?
スギ花粉の飛散時期が終わっても花粉症の症状が続く、または、より一層症状がひどくなる場合はヒノキ花粉による花粉症が考えられます。
スギ花粉と異なり、ヒノキ花粉の時期がいつ頃かについてあまり知られていないのが実際のところ。そんな気になるヒノキ花粉の時期は・・・
3月中旬から5月上旬
です。時期はスギ花粉より少し遅い時期となります。
日本は北と南によって気候が違うので、ヒノキ花粉の時期も異なります。続いて地域ごとのピークはいつ頃なのかを見ていきましょう!
是非ご自身の地域での飛散時期を確認しておきましょうね。
■ヒノキ花粉の各地域のピークは?
ヒノキ花粉の各地域のピーク時期がいつ頃なのかをチェックしていきましょう。各地域のヒノキ花粉のピーク時期は下記です。
- 北海道:4月中旬~4月下旬(花粉量は少ない)
- 東北:4月中旬~4月下旬
- 関東:3月下旬~4月中旬
- 東海:3月下旬~4月中旬
- 関西:3月中旬~4月上旬
- 九州:3月中旬~4月上旬
ピークは4月で終わりますが、ヒノキ花粉自体は5月上旬まで飛ぶので、ピークが過ぎても注意が必要です。
スギとヒノキの時期は似ていますが、両方同時に発症するということはあるのでしょうか?
続いてスギとヒノキ花粉の関係性について見ていきましょう。
■スギ花粉とヒノキ花粉を同時に起こすことはあるの?
スギ花粉、ヒノキ花粉は花粉の飛散時期がほぼ同じですが、ヒノキ花粉が少し遅れて飛び始める傾向があります。
さらに、ヒノキの花粉症だけの人はほとんどいなく、スギとヒノキ両方の花粉に苦しんでいる方が多いです。なんとヒノキ花粉症の7割の人がスギ花粉症でもあります!
ヒノキとスギは花粉の形がよく似ていて、ヒノキに反応する方はスギにも反応を示しやすいのです。そのため、スギにヒノキの花粉の両方に反応する場合、症状が長期化しやすい傾向にあります。
⇒ スギ花粉とヒノキ花粉の症状!違いはどういったこと?
■あなたがヒノキ花粉症かどうかを発見するには?
自分がヒノキ花粉症なのかどうかは症状がひどくないと、なかなかわからないですよね。「ヒノキ花粉症なのか?そうではないのか?」すぐにわかる方法がありますよ!それは・・・
血液検査
です。血液検査によってヒノキはもちろんスギやハウスダストなど様々なアレルギーの原因を調べることが可能です。
血液検査は耳鼻咽喉科、耳鼻科、眼科、内科のいずれかを選ぶとよいでしょう。費用はおおよそ4,000~5,000円程度です。(3割負担の場合)
この血液検査は一度受けた後に、再度受ける検査ではありません。そのため、「ヒノキ花粉症かどうかを知りたい!」と思う人は、一度受けてみるとよいでしょう。
■まとめ
ヒノキ花粉の時期について振り返っておきましょう。
ヒノキ花粉の飛散時期は3月中旬~5月上旬!
各地域のピークは・・・
◎ 北海道:4月中旬~4月下旬
◎ 東北:4月中旬~4月下旬
◎ 関東:3月下旬~4月中旬
◎ 東海:3月下旬~4月中旬
◎ 関西:3月中旬~4月上旬
◎ 九州:3月中旬~4月上旬
花粉症は人によって、鼻水・鼻づまり・くしゃみ・目のかゆみなど様々です。さらには、皮膚のかゆみや喉の痛みを訴える方もいます。
⇒ 花粉症で目がかゆい時の対策は?知っておきたい3選を紹介!
⇒ 花粉で皮膚のかゆみ?知っておきたい原因と対策!
⇒ 花粉症で喉が痛いのはなぜ?知っておきたい2つのポイント!
スギ花粉症とヒノキ花粉症の両方を持っている人は、症状が2ヶ月程度続くことも・・・そうなると、春という季節が嫌いになりかねません(泣)
自分がヒノキ花粉症であるかどうかを知って、該当するようであれば、早めの対策を心掛けていきましょうね!
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