夏の鼻水とくしゃみの原因は?2つの可能性に要注意!

c9fe21600f32e032109d3a7b5b792d18_s
夏がなってからなぜか鼻水やくしゃみが止まらない!そんな症状が続いていませんか?

私も夏に鼻水とくしゃみが止まらなかった経験があります。1週間以上もティッシュを手放すことができず困っていた時がありました^_^;

こんな症状に悩んでいるのは私だけではないはず!!ということで、

夏に鼻水とくしゃみが続く原因

について調べてみました。原因を絞ることができれば、対策もしやすいもの。

くしゃみ鼻水には関連性があります。そんな季節と症状との関連性について見ていきたいと思います。

スポンサードリンク


■夏に鼻水とくしゃみが出る原因は?

夏なのに鼻水とくしゃみが続く原因って何だろうと思いますよね。

夏に鼻水とくしゃみが出る原因は主に2つ。それは…

  • イネ花粉症
  • 夏風邪

です。鼻水とくしゃみの原因が何であるかによって、対策が変わってきます。

対策を立てるためにも、まずは自分がどちらに当てはまるのかを確認しておきましょう。

【原因①:イネ花粉症】

091022
人間の体には外部からの侵入物に対して防御する免疫反応がありますが、それがある種の花粉に対して過剰に働いてしまうのが花粉症です。鼻水やくしゃみは、花粉を排除しようとする身体の免疫反応によって起こる症状です。

花粉症は春に起こるものという印象が強いと思いますが、実は夏に起こる花粉症もあるのです。それが、

イネ花粉症

です。イネといっても種類は様々あります。花粉症を引き起こすイネ科の種類としては、イネ・カモガヤ・ハルガヤ・ススキ・アシなどがあります。

意外と身近な場所にある植物が多いので、気づかないうちに多くの花粉を吸い込んでいる可能性があるのです。

 イネ花粉症について、より詳しく知りたい方は下記の記事もご参照くださいませ。
⇒ イネ花粉2016年の時期は?期間を種類別に紹介!

 

【原因②:夏風邪】

086184
二つ目の原因は夏風邪です。

風邪というと寒い時期にひく印象がありますよね。なぜ寒くもない時期に風邪をひいてしまうのでしょうか?

それは風邪の直接的な原因の8〜9割程度が、寒さではなくウイルスによるためです。多くのウイルスは低温で空気が乾燥した状態を好むため、風邪は冬にひくものと思われがちですが、中には例外のウイルスもあります。

それが、夏に活発化する高温・多湿を好むウイルスです。夏風邪はなかなか治りにくい傾向にあるため、それによって鼻水やくしゃみが長く続いてしまうのです。

 
「イネ花粉症か夏風邪か判別するにはどうすればいいの?」こう思う方も多いと思います。続いて花粉症と夏風邪の見分け方をご紹介しますね。

 

■花粉症と夏風邪の見分け方は?

夏に起こる鼻水とくしゃみの症状が花粉症なのか風邪なのか、どのように見分ければよいのでしょうか?それぞれの特徴は下記です。

<夏風邪の特徴>
☑ 腹痛・下痢
☑ のどの痛み
☑ 発熱
☑ 1週間程度で治る
☑ 粘性のある鼻水
<イネ花粉症の特徴>
☑ 目のかゆみ
☑ 水っぽい鼻水
☑ 花粉が飛んでいる間継続
☑ 晴れや風の強い日に症状が悪化

イネ花粉症では発熱や腹痛・下痢は起こりません。それらの症状がある場合は、まず風邪を疑ってみましょう。

夏風邪の対策が下記です。

  • クーラーの設定温度を下げ過ぎない(26~28度)
  • 睡眠時にお腹を冷やさない(タオルケットなどをかける)
  • 睡眠を十分にとる(最低6時間以上)

風邪である場合は自然と治りますが、花粉症の場合は原因となる花粉との接触がある限り症状が出続けます。最後に「花粉症かもしれない…」という場合、どうすればよいのかをお伝えしていきますね。

スポンサードリンク


■花粉症かなと思ったら

症状が花粉症によるものという場合は、耳鼻咽喉科に行くのが確実です。

医療機関に行くと、以下のような対処をしてもらえます。
 

【対処①:血液検査で原因の特定】

078215
イネ花粉症といっても、原因となる植物が多くあるので、まずは自分がどの植物に反応するのかを突き止めることが大切です。

血液検査によって原因となる植物を特定することができるので、対処法を絞ることができます。

血液検査は、花粉症以外の動物や食べ物に対するアレルギーについても一緒に調べることができます。一度受けておくと、後にもずっと役に立ちます。

費用は医療機関毎で多少異なりますが、おおよそ3,000〜6,000円程度で受けることができます。
 

【対処②:薬の処方】

046218
花粉症の症状に合わせて、飲み薬・点鼻薬・点眼薬を処方してもらいます。

ドラッグストアなどでもこういった薬を購入できますが、医療機関を受診して薬を処方してもらった方が効果は高いです。

というのも、市販薬は副作用が少ない薬である分、作用も弱いという特徴があります。逆に医療機関を受診して処方される処方薬は、副作用にも注意をする必要はありますが、効き目は強いです。

医師も副作用のリスクは頭に入っていますから、効き目と副作用とのバランスを考慮した上で処方をしてくれます。そのため、症状が強くて困っているという場合には、耳鼻咽喉科を受診することをお勧めしますよ!

 

■まとめ

夏に続く鼻水とくしゃみの原因について振り返っておきましょう。

<夏の鼻水とくしゃみの原因はコレ!>
① イネ花粉症
② 夏風邪

 

私は夏風邪が長引いていただけだったので、1週間少々で症状が治まりました!

イネ花粉症の存在について知識があれば、両者の区別はそう難しくありません。夏風邪では発熱、腹痛・下痢、のどの痛みなどの症状が出ますが、イネ花粉症では起こらないことを頭に入れておきましょう!

花粉症か夏風邪かを判別することが出来れば、対処法を絞ることができるため、安心感にもつながります。

夏に鼻水やくしゃみで悩まされている場合には、夏風邪とイネ花粉症があることを頭に入れておきましょう!

(Visited 28,098 times, 1 visits today)

スポンサードリンク


コメントを残す

CAPTCHA


サブコンテンツ

このページの先頭へ