花粉症でだるい・眠い症状ってあるの?その答えとは!
薬を飲んでいないのに眠い・・・
ボーっとしてだるい・・・
花粉症の時期にだるさと眠さで何をするにも気が乗らないということはありませんか?
うっとうしい症状のせいで気分が落ちているのが原因だと思われているかもしれません。しかし、目のかゆみや鼻症状だけかというと、意外かもしれませんがそうではないんですね。
薬の副作用だとだるさ・眠さが出るのはよく耳にしますが、「花粉症にそんな症状ってあったかな?」と思ってしまいますよね。
花粉症でだるい・眠いと感じることはあるのか?
その症状を花粉症と見定めるにはどうすればよいのか?
そんな疑問を解消していきましょう!
■花粉症でだるい・眠いと感じることはある?
体には細菌などの侵入物を追い出す防御反応機能がありますが、花粉症はその反応が過剰になっている状態なのです。つまり花粉を「侵入物」と認識してしまっているわけですね。
花粉から身を守るために過剰な防衛反応をし、それがアレルギー反応となっています。花粉の時期には花粉と戦う免疫反応がフル活動をしている状態になっています。
そのため、体の体の免疫系が活動しすぎることで全身の体力が低下して、体がだるい・眠いと感じるようになるということなのです。つまり、
だるい・眠いという症状自体も花粉症の症状
ということ。
このだるさや眠さは風邪にも共通するものですが、解消するためにはどちらの症状なのかはっきりさせておきたいですよね。花粉症と風邪との見分け方のポイントについてご紹介します。
■花粉症と風邪の見分け方とは?
花粉症と風邪には共通する症状があるため、どちらかわからない場合があります。例えば、微熱で鼻水がたくさん出るときなど・・・
しかし、原因は全く違うためどちらか見分けて対処する必要があります。そこでだるさと眠さ以外の症状から花粉症と風邪のどちらなのか判断する目安をご説明したいと思います。
・発熱:平熱~微熱
・鼻水:無色透明でサラサラ
・喉:かゆい
・目のかゆみ:あり
・その他:雨の日になると楽になる
・発熱:微熱~高熱
・鼻水:黄色く粘りがある
・喉:痛い
・目のかゆみ:なし
・その他:症状は1週間程度
風邪は花粉症に比べて高めの熱が出る傾向があります。また、鼻水の状態も大きな目安となります。
風邪はある期間が過ぎれば自然と治りますが、花粉症の場合は花粉シーズンの間ずっと症状が続くのも特徴。
これらの見分けるポイントを踏まえた上で、病院に行って薬などを処方してもらいましょう!
風邪と花粉症では行くべき科が異なるので、何科に行けばいいのかもご説明します。
■内科と耳鼻咽喉科どちらに行けばいい?
だるさ・眠さといった症状が出ると、内科と耳鼻咽喉科のどちらに行けばよいのかも気になりますね。
主な目安として、37.5度以上の熱があれば『内科』・熱が無ければ『耳鼻咽喉科』と覚えておきましょう!
風邪であれば内科、花粉症であれば耳鼻咽喉科というイメージですね。だるさ・眠さの他に、どんな症状が現れているかもチェックすることが大切。
くしゃみ・鼻水・目のかゆみが伴う場合には、花粉症の可能性が高いです。耳鼻咽喉科では、内科で出来ない鼻うがいや吸引といった処置ができるため、辛い症状に早く対処することができます。
熱がなく、花粉症が疑われる症状がある場合にはとりあえず耳鼻咽喉科に行くというのが一番早い解決方法だと言えるでしょう!
■まとめ
花粉症でだるくて眠いと感じる理由についてもう一度振り返っておきましょう。
体の免疫反応がフル活動するから
免疫反応がフル活動していると、全身の体力が低下してしまいます。そのため、花粉症で体がだるい・眠いと感じるようになるということなのです。
花粉症でだるい・眠いってあまり耳にしないですよね(^^;)
私も花粉症ですが、花粉症にだるい・眠いという症状があるなんて知りませんでした。実際花粉症の時期になると、症状が辛くてだるさや眠さを見過ごしてしまって場合も多いかもしれません。
花粉症の時期に、薬を飲んでいないにもかかわらず、だるい・眠いといった症状が出てきたら、花粉症を疑ってみようと思います!
そうすれば、耳鼻咽喉科で適切な処置を受けることができますし(^^)
あなたも花粉症の時期にだるさや眠さを感じたら、風邪だけではなく、花粉症も選択肢に入れるようにしていきましょうね!
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