梅雨でだるい時の対策法とは?解消の3つのポイント!
「梅雨に入ってからずっとだるい・・・なんとか解消できないかなぁ」
梅雨の時期に体のだるさを訴える人は少なくないはず。しかし、これは人間の体の性質上どうしようもないことなのです。
体調を崩しやすいこの時期…この状態を放っておくと、
真夏にはさらにだるさが増している可能性が・・・
ずっとこの状態が続くのであれば、何か対策をしないと解消するのは難しいかもしれません。この状態を解消するために、具体的な解消のポイントを厳選してピックアップしてみました!
今回は梅雨にだるい時にぜひ試してほしい3つの対策法をお伝えしていきますね。
目次
■梅雨でだるい時期の対策法とは?
だるい状態が長く続くのは辛いですよね?
梅雨時期のだるさをを解消するには、日常生活での注意ポイントがあります。解消のために取り入れるべき対策法・・・それは、
- リズム運動
- 梅雨に負けない食べ物の摂取
- 炭酸入浴
です。夏に突入する前に、早い段階で実践することが大切!
それぞれの対策法のポイントについて詳しく見ていきましょう。
■だるさへの対策①:リズム運動
体は定期的に動かした方が良いということをよく耳にしますよね。だるくてもとにかく体を動かしたほうがよいのです。その理由はというと・・・
セロトニンの分泌を促す
ためです。体を動かすことにより、脳に刺激が伝わります。そうすると、精神を安定させるセロトニンという物質の分泌を促すことができるのです。
体を動かすだけでもセロトニンは分泌されますが、より効果的なのが「リズム運動」です。簡単なリズム運動によってセロトニンをたくさん出すことで、梅雨時のだるさ解消につながります。
代表的なリズム運動としては「ウォーキング」「咀嚼(そしゃく)」「呼吸」があります。
これは生活の中で普通に行う基本的な動きですが、意識して行うことで効果に大きな違いがあります。リズム運動の基本は同じリズムで一定の動作を続けることです。
リズム運動の具体的なポイントをご紹介していきますね。
ウォーキング
ウォーキングは一定のスピードを維持して歩くようにしましょう。疲れるまでやると逆効果となるので、時間は15~30分に設定しましょう。
悩み事を考えながらだと、繰り返しのリズム運動が乱れる原因となるので、運動に意識を集中することもポイントです。
咀嚼
咀嚼の中でもおすすめなのが「ガム」。ガムを噛むという簡単な動作も、集中して行えばリズム運動の効果があります。
野球選手が試合中にガムを嚙んでいるのを見たことはありませんか?セロトニンを分泌させて気分を落ち着かせる効果があるためなんですよ!
ガムを大体200回ほど噛めばセロトニンが分泌されるので、回数も意識して数えながら取り入れてみましょう。
呼吸
呼吸も意識することでリズム運動に変えることができます。リズム運動として効果的なのは丹田呼吸法です。
丹田はへそと恥骨上部の間にあり、寝た姿勢で上半身を起こした時に一番腹筋が硬くなる部分です。この部分に意識を集中して静かに呼吸をすることでリズム運動の効果を得ることができます。
丹田呼吸法のやり方は下記をご参照くださいませ。
■だるさへの対策②:梅雨に負けない食べ物の摂取
梅雨の時期は空気の湿度が高いため、気温が高いわりに汗をかきにくい時期になります。それは、排泄機能が低下して体内に余分な水がたまりがちになるということ。
また、梅雨の時期は曇りや雨の日が多くなるため、セロトニンが不足しがちになります。
つまり、代謝を上げる食べ物とセロトニンを分泌させる食べ物を摂取すれば、梅雨時期のだるさ対策に効果的ということです。それぞれの食べ物の具体例をご紹介しますね。
利尿作用のある食べ物
トマト、きゅうり、あさり、小豆、冬瓜など
⇒ 体内の老廃物を流しやすくして内蔵の働きを正常に整える
発汗作用のある食べ物
シソ、ねぎ、生姜、ペパーミント、かぼちゃなど
⇒ 体を温めることで、血液の巡りを良くする
セロトニンを増やす食べ物
卵黄、乳製品、バナナ、魚(マグロ・カツオなど)、大豆など
⇒ セロトニンの材料となるトリプトファンを摂取
※ セロトニンは直接食べ物から摂取できない
■だるさへの対策③:炭酸入浴
お風呂に入ることもだるさ対策の良い方法です。
体がだるくなるのは体の自律神経の働きが悪くなっているのも原因の1つです。お風呂に入ることで体をリラックス状態にする副交感神経を優位にさせることができます。
副交感神経が優位になると、休むべきときにしっかりと休むことができます。そして、また活動するべきときにはしっかりスイッチを入れることができ、だるさを解消することができるのです。
この効果を期待できる入浴の適温は38~40度です。15分を目安にするとよいです。さらに入浴の時には、
炭酸入浴剤を入れる
ことによって血行をよくする効果が期待できます。2週間炭酸入浴を継続することで、疲労回復力が高まるという研究の結果もあるほどです。
暑い日には38度程度の温度でも問題ないので、気温が上がってきていても、お風呂に浸かる習慣をやめないようにしましょう。メンソール入りの炭酸入浴剤で清涼感を得るのもおすすめですよ。
■まとめ
梅雨でだるい時の対策法について振り返っておきましょう。
◎「ウォーキング」「咀嚼(そしゃく)」「呼吸」を行う
◎ 同じリズムで一定の動作を続けることが大切
<ポイント②:梅雨に負けない食べ物の摂取>
◎ セロトニンを分泌させる食べ物の摂取
・利尿作用のある食べ物 ⇒ トマト・きゅうり・あさり・小豆・冬瓜
・発汗作用のある食べ物 ⇒ シソ・ねぎ・生姜・ペパーミント・かぼちゃ
・セロトニンを増やす食べ物 ⇒ 卵黄・乳製品・バナナ・魚(マグロ・カツオなど)・大豆
<ポイント③:炭酸入浴>
◎ 38~40度のお湯に15分程浸かる
◎ 炭酸入浴剤を入れる
私は食べ物に気を付けることと、炭酸入浴を実践しました。
日常生活で上記のことを意識的に実践してみるだけでも、だるさは相当違ってきますよ!すべてを一度に実践するのは大変なことだと思うので、1つずつ段階を踏んで取り組んでみるのも1つの方法です。
梅雨時期のだるさを解消して、健やかに過ごしていきましょうね。
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