梅雨だと眠い理由とは?低気圧によって体の機能が変化!
「梅雨時期になって眠気がひどいのはどうして??」
私にとって梅雨の時期は、眠気と闘う季節でもあります(^^;) 曇りや雨の日が多いので、「気分的にどんよりするから眠くなるのかなぁ…」と思っていました。
梅雨の時期は天気が悪く、なんとなく調子が上がらないと感じる時期。春の時期から特に生活習慣を何か変えたわけではないのに、眠気が強くなると感じていませんか?そこで気になるのが・・・
梅雨時期に眠気が強くなる理由
この時期の眠気、実は気分的な問題だけではないんです。体の機能が影響を受けて起こる症状なのです。
今回は梅雨だと眠い理由と対処法について見ていきましょう。
■梅雨だと眠気が起きる理由とは?
梅雨時期に眠気が強くなるのは、どうしてなのでしょうか?それは・・・
低気圧によって体の機能が影響を受けるから
どういうことなのか詳しく見ていきましょう。
眠気を感じる体の作用は、副交感神経が優位になることによって起こります。副交感神経は休息している時・リラックスしている時に無意識に働く神経です。
実はこの副交感神経、気候とも大きな関係があります。低気圧になると、体の調子が悪くなるという人を見たことはありませんか?
梅雨時期はまさに大気が低気圧となる時期!
低気圧が来ると酸素濃度が薄くなり、天気も悪くなります。そうすると、体はお休みモードになってしまい、副交感神経が働き過ぎてしまいます。
つまり、副交感神経が優位になることで眠気を感じるということ。
また、普段疲れていたり、ストレスが多い環境にさらされている人は、体が休みたがっている状態です。そのため、副交感神経が敏感になっており、特に低気圧の影響を受けやすくなります。
低気圧の時に眠気を感じるのは、雨など活動に適していない時に、体を休ませようとする体の一種の防御反応とも言えます。ある程度は必要な体の仕組みですが、それが過剰に働いてしまう場合は、日中の活動に支障を及ぼしてしまいますよね(^^;)
梅雨時期の眠気の対処法はないのでしょうか? 天候は私たちの意図で変えられないため、自分でコントロールできる方法を実践する必要があります。
続いて、梅雨の時期にも眠気に対処する方法についてお伝えしていきますね。
■梅雨時期の眠気を対処するには?
梅雨の眠気に対処するには、ポイントがあります。
それは、眠気の原因となる副交感神経と逆の働きをする交感神経を活発にすればいいのです。交感神経は、動いている時・ストレスを感じている時・緊張している時に働く神経です。
交感神経を活発にするのに手軽で効果的な方法は次の2つ。
① 体を動かす
体を動かすと心拍数が上がるため、交感神経が活発になります。
有効な運動の例として、
- 歩く
- ストレッチをする
- スポーツをする(ジョギングなど)
などがあります。
激しい運動は、一時的には脳が活発に働きますが、疲労が蓄積して逆効果になる場合があります。そのため、眠気解消には、負荷の軽い運動をするのが効果的なのです。
会社で眠くなってしまうという人は、立ち上がって社内を一回りしたり、簡単な体操をするだけでも交感神経を働かせる効果があります。
体を動かすことによって、交感神経にスイッチを入れていきましょう!
② コーヒーを飲む
交感神経を活発にするには、カフェインの効果を利用するという方法もあります。カフェインが含まれている代表的な飲み物といえばコーヒー。
カフェインには交感神経を興奮させる働きがあるため、眠気を覚ます作用があります。
ただし、飲み過ぎにはご注意を。コーヒーの飲みすぎによって夜に眠れなくなってしまう可能性があります。
多くても1日3~4杯を目安にして、夜に飲むことは避けるようにしましょうね。
■まとめ
梅雨時期に眠い理由について振り返っておきましょう。
副交感神経が優位になるから
梅雨時期は大気が低気圧になる
↓
副交感神経が優位に働きすぎる
↓
眠気を引き起こす
梅雨時期に眠気が強くなるのは、気分的な理由だけではないんですね。低気圧によって、体の機能に影響が出てしまうのです。
眠気を少しでも抑えていくためには、交感神経の働きを活発化させることが大切。そのためには、体を動かす・コーヒーを飲む2つの方法が簡単にできて効果的です。
私もこの時期には、1日3杯程度のコーヒーを飲んでいます。しょっちゅうコンビニに行って、100円のコーヒーを買ってしまいます。安くて美味しいので、ついつい飲み過ぎてしまうことに(^^;)
梅雨時期には交感神経を働かせることを意識して、眠気の対策をしていきましょう!
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