春うつの原因とは?季節的な要因はこの2つ!
「春になると気持ちも高めていくぞ~」と思いきや、なぜかわからないけど「気分が乗らなくて何もする気にならない(-_-;)」
そんなことが続いていませんか?
特別思い当たることもないのに、春になってからそんな症状が続く…
春うつ
こんな症状の可能性が考えられます!
気候が暖かくなって気分も晴れやかになるはずが、実はうつになりやすいのが「春」。それにはきちんとした原因があるんですよ~。
今回は春うつの原因ついてお伝えしていきますね。
■春うつの原因とは?
春うつになる原因にはどういったものがあるのでしょうか?
春うつの原因は主に2つあります。
【原因①】環境の変化によるストレス
うつはストレスが積み重なって起こることが大きな要因です。
春は何かと新しい環境になることが多い季節ですよね。例えば、
・昇進による立場の変化
・人間関係の変化
・同居家族の環境の変化
・引越しによる生活環境の変化
といった様々な環境変化が同時に来る場合があります。これらの変化が心身ともにかなりの負担になっているのです。
ストレスが積み重なる要因が増えれば増えるほど、うつになりやすいということ。そのため、春にうつが起こりやすいのです。
【原因②】自律神経の乱れ
自律神経は血圧や体温など体の各機能をが正常に働くために指示を出す司令塔の役割があります。自律神経の乱れによって、全身の倦怠感、頭痛、肩こり、不眠、憂鬱感など心身の不調が現れます。
朝夜は寒く、昼は暖かいのが春という季節。
自律神経は気温の上下に対応するために必死に働きます。春の激しい気温の上下によって、自律神経が乱れ、心身の不調につながるのです。
気候は変えることができないので、自分自身の服装で温度管理をすることを心がけていきましょう!
春うつの症状は一般的なうつと違いはあるのでしょうか?
次に春うつの症状にはどのようなものがあるのかを見ていきましょう。
■春うつの症状とは?
春うつは一般的な“うつ病”と同様の症状です。
以下のような症状があります。
・やる気が起きない
・過呼吸になりやすくなる
・イライラして落ち着かない
・寝つきが悪くなる
・食欲がなくなり体重が減る
・決断できない
・以前はこなせたことがうまくできない
春になってから上記のような症状が複数見られるようになった場合は、春うつになっている可能性があります。
もしも、春うつになってしまった場合、病院を受診した方が良いのでしょうか?
続いてあなたの現在の状態を把握して、病院に行くべきかどうかをチェックをしていきましょう。
■春うつになったら病院に行った方がいいの?
まずは下記のサイトであなたの現在の状態を確認してみましょう。
「鬱病の可能性がある」と判定された際には、医療機関を受診した方が良いでしょう。その場合、精神科に行くべきか心療内科に行くべきか迷いませんか?どちらに行くべきかのポイントは・・・
- 心の症状がメイン:精神科
- 体の症状がメイン:心療内科
を基準に判断しましょう。
⇒ 鬱病は何科に行けばいい?選択の基準を徹底究明!
春うつは春が過ぎれば治ることが多いですが、時には春が過ぎても症状が改善されずに悪化することも・・・
そうならないように、早めの対策が必要です。実は、春うつは日常生活を見直すことで、防ぐことができる確率がぐんとアップするんですよ。
⇒ 春うつの対策とは?知っておくべきポイント5選!
■まとめ
春うつの原因について振り返っておきましょう。
① 環境の変化によるストレス
② 自律神経の乱れ
春には異動や転勤、引越し、人間関係などが一気に変化する時期です。そのため、自分自身が思っている以上に様々なストレスを抱えているもの。気分転換をする時間をしっかりと設けることが大事です。
また、自律神経の乱れも春うつの原因です。春は昼夜の寒暖差が激しく、体の機能を調整する自律神経が乱れてしまう結果、春うつへとつながってしまうのです。服装によって温度調整をしていきましょう。
春うつは誰もがなり得る可能性があります。悪化して春が過ぎても治らないということにつながらないよう、早めに対策をしていきましょうね!
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