インフルエンザの関節痛はどう対処すればいい?この2つがポイント!

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インフルエンザになって関節痛がひどい…どんな対処法があるの??

私がインフルエンザにかかった時に、全身の関節痛に悩まされていました(;_;) 当時は対処法がわからなかったため、かなり辛かった記憶があります。

 
インフルエンザは高熱が出る他に、大変なのがこの関節痛です。インフルエンザが治癒すれば治まってきますが、その間我慢し続けるのは辛いもの・・・そこで知っておきたいのが、

インフルエンザによる関節痛の対処法

対処法を知っておくと、いざ関節痛が起きた時にも、痛みを軽減できますよ!

今回はその方法を2つご紹介しますね。両方を併用して実践するとより効果的です。

それでは、インフルエンザによる関節痛対処について見ていきましょう!

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■インフルエンザによる関節痛の対処法は?

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インフルエンザによる関節痛を和らげるには、どうすればよいのでしょうか?

効果的なのが下記の2つ。

  • 関節の痛みがある部分を冷やす
  • 解熱鎮痛剤を使う

どちらも手間が少ないので、辛い症状が出ているときにも実践しやすい方法です。それぞれについて詳しく見ていきましょう。
 

対処法①:関節の痛みがある部分を冷やす

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そもそもどうしてインフルエンザにかかると関節痛が起こるのでしょうか?

まずはそのメカニズムを簡単に知っておきましょう。

それは、ウイルスを体から排除するための免疫機能の働きと関係があります。インフルエンザウイルスに感染すると、体がウイルスと闘うために、関節が炎症を起こして痛みを感じるのです。

詳しいメカニズムに関しては、こちらの記事をご参照くださいませ。
⇒ 熱で関節痛を伴う原因とは?それは体からのサイン!

 

炎症が起きている時には、血管が拡張して血の巡りが過剰な状態となっています。そこで、関節痛を抑えるには、血管の拡張を抑えることがポイント。そのためには、

痛みを感じている部分を冷やすこと

アイスノンや冷やしたタオルで痛い部分を冷やすのが効果的。炎症を起こして拡がった血管を収縮させて、痛みを和らげる効果があります。

ただし、冷やし続けていると、免疫機能が鈍くなってしまう可能性があるため、インフルエンザのウイルスを追い出す働きを邪魔してしまうことにもなります。

冷やす時は、痛い部分だけを短時間冷やすことが大切ですよ!

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対処法②:解熱鎮痛剤を使う

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解熱鎮痛剤を使用することも、インフルエンザによる関節痛を緩和する方法の1つです。

一口に解熱鎮痛剤といっても、いろいろな種類がありますよね。使用する種類を間違えると大変なことになる可能性があります。

そこで、どのようなものを使用すればよいかを知っておきましょう。それは、

アセトアミノフェン

コレです。アセトアミノフェンには脳の中枢神経に作用し、痛みを感じにくくする痛み作用があります。アセトアミノフェンはどういったものなのか、その特徴が下記です。


【アセトアミノフェンの特徴】

  • 解熱・鎮痛の両方の効果がある
  • 副作用が少ない
  • 子供にも使用できる

 

薬を服用するのは心配という方にも、比較的安心できる薬です。子供にも使用できる優しさがポイントです。

アセトアミノフェンは成分の名称(一般名)であるため、私たちが手にするときには名称が異なります。処方箋がないと購入できない処方薬と、ドラッグストアなど処方箋なしで買える一般薬に分かれるので、それぞれの代表的な薬について見ていきましょう。

【アセトアミノフェンの代表】
・処方薬:カロナール
・市販薬:タイレノールA

タイレノールはAmazonでも購入できます↓

 
普段の頭痛や解熱などに服用されるアスピリンなど他の解熱鎮痛剤もありますが、インフルエンザの時に服用するには適していません。重篤な副作用として脳炎や脳症などを引き起こす可能性もあるのです。

「自宅にあるし、痛みを抑えることには変わらないから」といって適当な鎮痛剤を使うことは、避けましょうね。

 
頭に入れておきたいのは、解熱鎮痛剤はあくまでも痛みを一時的に抑える目的で使用するものであり、インフルエンザそのものを治療する薬ではないということ。インフルエンザウイルスへの対処は、「早い段階で病院にかかることが基本」ということも頭に入れておきましょう。

というのも、体内でウイルスがたくさん増殖していない段階だと、薬によって症状を早く治すことができるのです。つまり、関節痛もひどくならずに済む可能性がグッと高くなるということ!

そのためには、病院でインフルエンザの検査を行って、診断を受けなければなりません。関節痛に苦しまないようにするためにも、なるべく早い段階で検査を受けるようにしましょう。

検査で正確な結果を出すためには、タイミングが重要です。そのポイントに関しては、こちらの記事をご参照くださいませ。
⇒ インフルエンザは発熱後何時間で検査するのがベスト!?

 

■まとめ

インフルエンザの関節痛にはどう対処すればよいかを振り返っておきましょう。

<インフルエンザによる関節痛の対処法はコレ!>
① 関節の痛みがある部分を冷やす
⇒ 痛い部分だけを短時間冷やしましょう!
② 解熱鎮痛剤を使う
⇒ アセトアミノフェンを使用しましょう!

 

インフルエンザはただでさえ高熱が出て苦しいですが、慣れない全身の関節痛はかなり辛いものがあります(-_-;) そのため、ご紹介した対処法を実践して、少しでも痛みを緩和させていきましょう。

インフルエンザは早い段階で治療を行うことが出来れば、関節痛も早く治せます。それには、確定診断を早く受けることができれば、ウイルスが増殖しきる前に治療を行うことができるのです。

早期発見によって、辛い関節痛を短期間で解消していきましょう!

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