インフルエンザで40度の子供!対処はどうすればいいの?

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「インフルエンザで子供が40度も熱があるんだけど、どうすればいいの??」

友人の子供がインフルエンザで40度もの高熱が出たとのこと。

夜で病院が閉まっている時間のため、どうすればよいのかパニックに・・・それでも何とかしようと、解熱剤を使用して熱が治まったようです。

 
インフルエンザの症状の一つは高熱が出ることですが、見たこともないような高熱が出るとパニックになってしまいますよね。特に子供の場合は、免疫力が大人と比べて弱いため、とても心配になるものです。そこで…

子供がインフルエンザで高熱が出た際の対処法

を把握しておきましょう。事前に準備をしておくことで、パニックにならずに対処できる確率がグンと上がります。

今回は子供インフルエンザ40度の熱が出た場合、どのように対処すればよいのかを見ていきましょう。

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■子供がインフルエンザで40度あるときの対処法とは?

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子供がインフルエンザで40度の熱が出た時の対処法にはどういったものがあるのでしょうか?それは、

  • インフルエンザ治療薬を使用する
  • 解熱剤を使用する

主にこの2つがあります。子供を可能な限り早く楽にさせてあげたいですよね。

それぞれの対処法について詳しく見ていきましょう。
 

① インフルエンザ治療薬を使用する

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インフルエンザ発症から48時間以内であれば、「タミフル」や「リレンザ」といったインフルエンザ治療薬の効果を期待することができます。

インフルエンザ治療薬の効果はウイルスの増殖を抑えること。ウイルスの増殖を抑えることによって、高熱を早く下げる働きがあります。

この薬は発症から48時間を過ぎると、服用しても効果が期待できなくなってしまいます。それはインフルエンザウイルスがあまりに増殖しすぎてしまうと、薬では抑え切れないから。

このようなことから、インフルエンザが疑われる場合には早めに病院へ行くことをおすすめします。

インフルエンザの発症から48時間を過ぎてしまった場合については、こちらの記事をご参照くださいませ。
⇒ インフルエンザで48時間を過ぎたら!?どう対処すればいいの? 

 

② 解熱剤を使用する

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高熱により体力が低下してぐったりしている時には、解熱剤を使って対処をしていきましょう。

熱が40度まで達していると、水分補給が上手くできなかったり、眠れないということがあります。そんな場合には、解熱剤を使って熱を下げるタイミングと言えます。

使用する場合は、「アセトアミノフェン」という成分のものを使用するようにしましょう。それ以外の成分は、インフルエンザ脳症という重篤な副作用を発症させる恐れがあるので、絶対に避けるようにしましょう。

 
ただし、解熱剤の使用は良いことばかりではありません。というのも、熱を下げることでインフルエンザの治りが遅くなる場合があるからです。

続いて熱の役割についてお伝えしていきますので、その利点についても見ていきましょう。

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■熱が出ることには意味がある!?

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熱が出るのはウイルスと闘っているサインでもあります。

子供の40度の発熱は風邪でもみられるので、これだけで必ずしも緊急事態ということにはなりません。40度程度の熱では、熱そのものによって体がダメージを受けることはないので、それほど慌てる必要はないのです。

熱は免疫反応なので、解熱剤で熱を下げようとすることは、ウイルスと闘う働きを抑えてしまうことになります。そのため、ぐったりしていなければ無理に下げようとする必要はないということも覚えておきましょう。

しかし、場合によっては高熱が危険になる場合もあります。高熱の時にどんな症状が出たら注意するべきなのかも知っておきましょう。

 

■こんな場合には要注意!

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子供の高熱で気をつけたいのは、インフルエンザ脳症への移行です。インフルエンザの合併症であり、けいれんや意識障害などの症状をもたらす疾患です。

下記のような兆候があります。

<インフルエンザ脳症の兆候>
・ 人を正しく認識できない
・ 急に怒りだす、泣き出す、大声を出す
・ ウトウトしていて声をかけても応じない
・ 意味不明な言葉を発する
・ ろれつがまわらない

 
これらの症状が起きた場合には、インフルエンザ脳症の可能性があります。

熱自体は危険なものではありませんが、インフルエンザ脳症に至った場合、後遺症が残ったり、最悪死に至る場合もあります。特に幼児や小児に起こりやすいので、注意が必要です。

上記の症状が出ているからといって、必ずしもインフルエンザ脳症であるというわけではありませんが、早めの対処が重症化を防ぐことにつながります。

少しでもきになる症状があれば、すぐに病院に行くことが大切です。

インフルエンザ脳症で後遺症が残ってしまった場合どうなるのかについては、こちらの記事をご参照くださいませ。
⇒ インフルエンザ脳症の後遺症とは?危険な5つの症状がコレ!

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■まとめ

子供がインフルエンザで40度の熱が出た際の対処法について振り返っておきましょう。

<子供がインフルエンザで高熱が出た際の対処法はコレ!>
① インフルエンザ治療薬を使用する
② 解熱剤を使用する

 

インフルエンザ発症から48時間以内であれば、まだインフルエンザウイルスが増殖している段階です。この段階だと、「タミフル」や「リレンザ」などインフルエンザ治療薬の効果が期待できます。

48時間以上経過してしまうと、インフルエンザ治療薬の効果は期待できないため、解熱剤での対処となります。ただし、必ずしも解熱剤を使用すべきという訳ではありません。熱はウイルスと闘っているというサインでもありますので、解熱剤の使用によってその働きを弱めることになってしまいます。

解熱剤を使用する目安は、高熱で水分補給が難しい・寝付けないといった場合です。

 
私の友人の子供は、40度の熱が出た日に病院に行っていたため、リレンザ(インフルエンザ治療薬)とカロナール(解熱剤)が手元にありました。リレンザはその日の夜から使い始めましたが、急激に熱が上がってきたため、カロナールも服用したようです。

一晩経つと、熱が38度台まで下がり、その後は無事に治癒したとのこと(^^)

子供がインフルエンザで40度の熱が出た際には、2つの対処法をしていきましょうね!

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