手足の汗は自律神経の乱れから?その本質に迫る!
「他の部分は汗をかいていないのに、なぜか手や足だけ汗がじっとり・・・」
私は手汗をかきやすい体質です。手から汗が垂れてくるという程度まではいきませんが、緊張すると汗で手がベトベトに・・・そのため、他人と握手をするときには、細心の注意を払う必要があるのです。
小さい頃に友達とゲームをしたときには、コントローラーが汗でベトベトするので、「一緒のコントローラーを使いたくないなぁ…」と言われちゃいました (>_<)
手汗の量が多いと周りの人に気付かれやすいですし、足汗の量が多いと靴が蒸れてニオイを発したり・・・生まれつきの体質と思っている方も多いかもしれませんが、実は・・・
自律神経
が精神的な影響を受けているからなのです!
緊張やストレスを感じた時に特定の部分に多く汗をかくことに心当たりはありませんか?
それを知るためにも、手足の汗と自律神経との関係性について解明していきましょう。私が行っている対策法も紹介しますね!
目次
■手汗と足汗の原因とは?
手足に汗を多くかく症状にはそれぞれ名前があります。手汗がひどい場合は『手掌多汗症』、足汗がひどい場合は『足底多汗症』と呼ばれることがあります。
このように特定の部位だけ汗をかくのは、
自律神経の乱れ
が関係しているからです。自律神経は汗を分泌させる作用のある「交感神経」と汗を落ち着かせる作用のある「副交感神経」に分かれます。
緊張やストレスがある時には交感神経が過敏になって、手足の汗が多量に出てしまうのです。逆に体がリラックスしている状態だと、副交感神経が優位になります。
そのため、いかに体をリラックス状態にして、副交感神経が優位な状態を長くキープしていくかが大切なのです。
実際、手掌多汗症もしくは足底多汗症であっても、汗や蒸れが気になる程度であれば、特に対策をしていないという人も多いかもしれません。しかし、汗が垂れてくる・びっしょりになるという場合は、「自然と体質が変わって改善しないかなぁ」と期待したくなりますよね。
手と足に異常にかく汗は自然に治ることがあるのでしょうか?
次にこちらの疑問について解消していきましょう。
■手足の汗がひどいのは自然に治る?
結論から言うと、手足の多汗症が自然に治ることはありません。
多汗症の場合、発汗の原因は精神的興奮や感情的刺激によって自律神経が乱れることが原因なのです。不安やストレスを感じたり、緊張したりすることよって起こります。
まずは、自分の生活スタイルを見直して、ストレスや緊張がかかりすぎていなかったかを振り返ってみましょう。
それとともに、自律神経を整えることによって手足の汗を対策する方法をご紹介していきますので、取り入れていきましょう。
■手足の汗の対策とは?
自律神経の乱れを改善させる特効薬のようなものは残念ながら存在しません。そのため、毎日の生活習慣が自律神経の働きを整えるのに必要なことなのです。
緊張やストレスが少ないと、多少負荷がかかっても、自律神経の乱れは少なくなります。そこで、日々の生活の中で自律神経の働きを整える方法をご紹介していきますね。
【方法①:食べ物で自律神経を整える】
食物繊維が多い食べ物
食べ物が腸の中を進む時は、副交感神経が優位となります。食物繊維が多い食べ物であるほど、腸の中をゆっくりと進むので、自律神経が整えられます。
食物繊維が豊富に含まれている食べ物としては、こんにゃく・寒天・とうがらし・きくらげ・ごぼう・バナナなどがあります。
発酵食品
発酵食品は腸内環境を整えることによって、自律神経のバランスを整えます。
発酵食品としては、味噌・納豆・ヨーグルト・キムチなどがあります。
酸っぱいもの
酸っぱい食べ物は、唾液や消化液の分泌を促します。唾液や消化液が多く分泌される状態とは、副交感神経優位の状態なのです。
梅干し・酢・レモンなどがあります。ただし、量はほどほどに。
【方法②:風呂で自律神経を整える】
自律神経を整える入浴のポイントは3つあります。
- 風呂は38~40℃の温度
- 10分以上湯船につかる
- 風呂に入るのは食後1時間以上経過した後
この3つのポイントを心掛けて、自律神経を整えていきましょうね。
【方法③:睡眠で自律神経を整える】
睡眠中は副交感神経が優位の状態になります。睡眠時間は7~8時間で早寝早起きが理想的です。
テレビ・パソコン・スマートフォンなどは交感神経を刺激してしまうので、最低でも寝る1時間前からは控えるようにしましょう。
【方法④:運動で自律神経を整える】
激しい運動は交感神経を刺激してしまいますが、適度な運動であれば、副交感神経を優位の状態になります。
自律神経を整えるのに効果的な運動はウォーキング・ジョギング・ラジオ体操・水泳などの運動です。できれば20分以上行うようにしましょう。
ただし、ヘトヘトにやりすぎるのは逆効果になるのでダメですよ。
とはいっても、「他人と握手はしづらいし、靴を履くとすぐ蒸れるし・・・」手と足に異常にかく汗の対処で即効性の高いものはあるのでしょうか?
もちろん自律神経を整える対策で根本から解決していくのがベストですが、それだけではどうしても異常な汗を抑えきれない可能性はあります。
手足の汗を止める対策には具体的にどんなものがあるのでを見ていきましょう。
■手足の汗を止める方法とは?
手足の汗を止める対策として、主なものを2つご紹介します。
【方法①:コルクルを使用する】
コルクルとは手汗対策用のハンドクリームのことです。もちろん足汗にも使える商品です。
返金保障も付いているので、合わなかったら返金を受ければいいや^_^; と思い購入してみました!
現在も、誰かと握手をする可能性があるときや共用パソコンを操作するときなどを中心に使用してします。1本は自宅に、もう1本は職場に置いています。
箱の中身はこんな感じ↓
コルクルのチューブとクリームはこんな感じ↓
ハンドクリームってベタベタする感じがあって今まで使っていませんでした。このクリームだとそんな感じがしないので、定期的に使っています!
よいものが見つかったと満足(^^)
使用前は「効果が出ない可能性もあるのかなぁ…」と若干不安でした。でも、企業側も自信を持っている商品なので、初回無料で使用可能というのが非常に嬉しいところ。
私自身この安心感があったからこそ、購入しました! 全く合わなければ、お金が無駄になってしまうわけですからね^^;
手汗で悩んでいる方は、ぜひ公式サイトの初回無料コースで試してみてくださいね。
私も購入したコルクル公式サイトはこちらから↓
CORKL(コルクル)
【方法②:ボトックス注射】
ボトックス注射とはボツリヌス菌という毒素を直接注入する治療法です。汗腺に毒素を注入することにより発汗機能を弱まらせます。
ただし、注射の際には無毒化したものであるため、その点に関しては心配はいりませんよ。
この方法の効果には個人差があり、多汗症の重症度や注入した量によっても効果に差があります。とはいえ、汗が止まったという報告の方が圧倒的に多いようです。
ただし、人によっては注入した場所の汗は減ったけど、他の場所から汗をかきやすくなったということもあると報告があります。
この注射の効果は長くても半年程度で永続的には続かないので、定期的に続ける必要があります。ボトックス注射は保険が効かないため、1回につき10万円前後と費用が高めです。
この費用が少なくとも半年ごとにかかるということなので、デメリットも合わせて、よく検討してから治療を選択する必要があるでしょう。
■まとめ
手足の汗の原因についてもう一度振り返っておきましょう。
自律神経の乱れ
⇒ 不安・ストレス・緊張による影響
手や足といった特定の部位だけ汗をかくのは、自律神経との関係があるためです。緊張やストレスがある時に自律神経が過敏に反応して、手や足といった特定の部位のみに汗が出てしまうのです。
手や足の汗が原因で日常生活に支障をきたすという悩みを持っている方というのは意外にも多いです。周囲の視線が気になって消極的になってしまったり・・・
私は手に汗をかきやすいので、以前は他人と握手をする時や書類を扱う時には、最新の注意を払っていました^_^; 今は手汗対策用ハンドクリームあである「コルクル」を使用しているため、これさえ使えば気にしなくても大丈夫になりました!
自律神経の乱れには気を配って、手足の汗の対策を行っていきましょうね!
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