腕の血栓による症状とは?可能性が高いのがこの3つ!

0aa312192a64f3a7fc7b800327579cba_s
「腕の血栓によって、どんな症状が出るの??」

エコノミークラス症候群などによって、足に血栓ができることは比較的耳にしますよね。

そこで私がふと疑問に思ったのが、はどうなんだろうということ(^_^;)

 
実は、腕にも血栓ができる可能性があります!血栓ができると、どうなるのでしょうか?

そこで気になるのが・・・
腕の血栓による症状

血栓はいつの間にかできているもの。腕の状態に変化があれば、もしかすると血栓による症状かもしれません!

どんな症状が現れるのかをお伝えしていきますね(^^)

今回は血栓による症状を見ていきましょう!

スポンサードリンク


■腕の血栓によって出やすい症状とは?

722561
腕に血栓ができると、どんな症状が出やすいのでしょうか?

主な症状が次の3つ。それは・・・

  • むくみ
  • 痛み
  • 腫れ

それぞれの症状について見ていきましょう!

① むくみ

指先まで流れた血液は、静脈という血管を通って心臓へ戻ります。

しかし、腕に血栓ができることで、血液が特定の部分で溜まり、心臓まで戻りにくくなります。その結果、むくみが生じるのです。

また、静脈の血液が溜まることによって、皮膚が青紫色になることもあります。

むくみは朝や昼より夕方や夜に症状が重くなりがち。それは、重力に逆らって血液を流す必要があるため、起きている時間が長いほど症状がひどくなるのです。

横になると血液が流れやすくなるため、むくみが解消されやすくなります。
 

② 痛み

血栓によって、痛みが生じる場合もあります。

痛みが出る前には、しびれが出ることも。

急激な強い痛みというよりは、我慢出来る程度の痛みの場合が多いです。ただし、ひどい場合には、触れただけで痛みを感じることもあります。

腕を押すことによって、痛みが増すというのが特徴です。
 

③ 腫れ

腕がパンパンに腫れる可能性もあります。

心臓から拍出された血液が、心臓までしっかりと戻り切らないことによって起こります。静脈が炎症を起こし、腫れを引き起こすのです。

血栓が形成された部分よりも、より指先に近い部分(心臓からより離れた部分)で起こるのが特徴です。

 
これら3つの症状はどれも血栓によって、血流の流れが滞るために生じるものです。

腫れているか、むくんでいるかは、なかなか目で判断しにくいですよね(^^;) そんな場合には、左右の腕を見比べることが大切!

血栓が形成されている腕とされていない腕では、見た目から大きく変わってきます。

 
日常生活に大きな支障をきたす血栓ですが、そもそもどうして血栓ができるのでしょうか?

次の章でメカニズムを見ていきましょう!

スポンサードリンク


■血栓が形成される要因とは?

63d5e3f06190b04a662faa559a564eb2_s
血栓が形成されるには、どんな要因があるのでしょうか?主な要因は・・・

  • 静脈壁の損傷・変化
  • 血流の悪化

それぞれについてお伝えしていきますね!

静脈壁の損傷

静脈壁に損傷が起きた場合に、血栓ができやすくなります。

注射・ケガ・手術などによって、静脈の状態が変わることがあります。そうすると、血液が固まりやすくなり、血栓が形成されるということ。

また、血栓によってさらに静脈が傷つけられると、その部分に新たな血栓が形成されることになります。

そうすると、血栓が静脈を傷つける⇒血栓ができる⇒血栓が静脈を傷つける⇒・・・という悪循環になる場合もあります。
 

血流の悪化

血流の悪化には、主に2つの原因があります。

1つ目は血液が固まりやすい場合。

がんや血液凝固障害などの病気によって、血液が固まりやすくなることがあります。また、薬の作用によって血液が固まりやすくなる場合もあります。

血管内で血液が固まることで、血栓が形成されてしまうのです。

 
2つ目は同じ体勢が長時間続いた場合。

長時間同じ体勢でいると、血液の流れが徐々に悪くなります。

例えば病気により安静状態の場合や、寝たきりの場合などが挙げられます。

長期間動けないような状態であっても、可能な限り腕を動かすことが大切。長時間腕を同じ体勢にすることは避け、血栓の形成を防止していきましょう!

 

■まとめ

腕の血栓による症状について振り返っておきましょう。

<腕の血栓による主な症状はコレ!>
◎ むくみ
◎ 痛み
◎ 腫れ

 
手の指先まで流れた血液は、静脈という結果を通って心臓へ戻ります。静脈は細いため、血栓ができると血液の流れを邪魔してしまうのです。

そうすると、むくみ・痛み・腫れといった症状が現れるようになります。

自覚症状のみでは、血栓ができているかどうか、分かりにくいこともあります。そんな場合には、左右の腕を見比べることが大切!

症状が出る程度だと、血栓ができている方の腕は、パンパンになっていることが多いのです。

足の血栓については、調べると色々と情報が出てくるのですが、腕の血栓については情報が少なく、調べるのに苦労しました(;_;)

足の方が血栓が出来やすいことは事実ですが、腕に出る可能性があることもしっかりと頭に入れておきましょうね!

血栓を予防するには、食べ物が大切です!こちらの記事もご参照くださいませ。
⇒ 血栓予防の食べ物とは?効果的なのはこの3つ!

(Visited 7,455 times, 4 visits today)

スポンサードリンク


コメントを残す

CAPTCHA


サブコンテンツ

このページの先頭へ