花粉症は免疫力低下が原因?その根拠を徹底究明!
「花粉症は免疫力が低下することが原因と考えていいの??」
私は免疫力が低下することで、鼻水・鼻づまり・くしゃみといった花粉症の症状が起こると思っていました。しかし、免疫力が強くなりすぎて起こる説もあることを知ったため、どちらが本当なのかわからなくなってしまいました(;_;)
花粉を異物として認識するかどうかに関わるのが、あなた自身の免疫です。本来は無害なはずの花粉に対して、異物と認識することで症状を引き起こすことに・・・そこで気になるのが、
花粉症と免疫力との関係
免疫力が低下して花粉に反応するようになるのか、高くなるから花粉に反応するようになるのか…どっちなのかをはっきりさせておきましょう!
私が当初考えていたように、花粉症は免疫力低下が原因で間違えていないのかどうかを徹底究明していきますね。
■花粉症は免疫力の低下で発症する?
人間の体には、侵入してきた外敵(異物)を排除しようとする免疫機能を持っています。花粉症は体内侵入してきた花粉(異物)に対する免疫の過剰反応によって起こります。
本来、花粉は体に害になるものではありません。しかし、同じ異物に対して攻撃反応を繰り返しているうちに、免疫が過剰に働くようになります。
免疫細胞が必要以上に働くことで、くしゃみ・鼻水・鼻づまり・目のかゆみといったアレルギー症状を発症するというメカニズムなのです。
このように聞くと、「免疫力が高くなったから、花粉症が起きるんじゃないの?」という疑問が生じると思います。
しかし、実は花粉症は免疫力が高いから発症するのではなく、低下した時に発症するのです。それは、免疫細胞が体内に侵入した花粉を誤って敵と認識してしまうから。
免疫のバランスが崩れることにより、免疫の過剰反応が起こるのです。
侵入した花粉を誤って敵とみなして、免疫機能が必要以上に働くという状態が花粉症のため、免疫力が高いために症状が発症するというのは誤りです。実際は、免疫力の低下による免疫バランスの崩壊が原因なのです。
そのため、花粉症の症状を緩和には、免疫バランスを整えることが大事なポイント。
どうしたら効率的に免疫バランスを整えることができるのか気になりますね。そこで続いて、免疫バランスを整える方法についてご紹介していきます。
■免疫バランスを整えるには?
人体の中で、腸には体の免疫機能の60%~70%が集中しています。そこで免疫バランスを整えるためには、腸の免疫力を高めることが大切。
腸内には腸内細菌が存在していますが、腸内の悪玉菌が増えすぎるとバランスが崩れた状態になります。また、腸の粘膜には免疫細胞が多く集まっており、侵入した異物を排除する働きをしています。
そこで、免疫バランスを整えるポイントが下記の2つ。
- 腸内菌の善玉菌を増やすこと
- 腸の免疫細胞を活性化させること
この2つを助けてくれるのが乳酸菌の摂取です。乳酸菌は腸まで生きて届く良質なものである方が効果的です。
ヨーグルトなどの食べ物やサプリメントなどで補給することができます。ただし、乳酸菌といっても200以上の様々な種類があり、全ての乳酸菌に効果があるわけではありません。
また、腸に届いた乳酸菌も数日で消化・死滅してしまうので、一度摂取したから良いというものではありません。効果を実感して維持するには、毎日継続して摂取し続けることが必要です。
乳酸菌の摂取を生活習慣の一つとして取り入れて、辛い花粉症の症状を軽減させていきましょう。
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■まとめ
花粉症と免疫力との関係について振り返っておきましょう。
免疫力の低下によって免疫のバランスが崩れる
↓
免疫の過剰反応が起こる
↓
花粉症症状を引き起こす
花粉症は侵入した花粉を誤って敵とみなして、免疫機能が必要以上に働くことで起こります。
本来、体に無害であるはずの花粉を敵と認識するということは、免疫力が高いことではありません。免疫力が低下して免疫のバランスが崩れることによって花粉症の症状を引き起こすのです。
免疫バランスを整えるには、体の免疫機能の60%~70%が集中している腸の働きが重要です。その働きを正しく活発にさせるためには、良質な乳酸菌を摂取する必要があります。
免疫力を高めることによって、花粉症の症状を軽減させていきましょうね!
タグ:花粉症対策