「頭の汗が大量に・・・恥ずかしいので何とか止める方法はないの？」

頭の汗で特に困るのは、周りからの視線ですよね。全身であれば汗っかきで通せますが、頭だけに汗を大量にかくと、明らかに周囲の人たちに気付かれてしまいます。

私の友人に頭にだけ汗を大量にかく友人がいます。緊張や不安を感じた時に頭に汗をたくさんかくようです。「昔から頭に汗をかきやすい体質なんだよね…」と言っていましたが、何とか改善できる方法はないのかなと思い、色々と調べてみました。そこで・・・

頭の汗を止めるのに効果的な方法

と評価されているものを厳選して3つお伝えしていきます。

頭の汗を止める方法にはどういったものがあるかを見ていきましょう。

■頭の汗を止める方法とは？

頭の汗は顔に汗が垂れてきたり、髪の毛のセットが崩れてしまったり…と見た目の清潔感にも影響を及ぼしてしまいます。

汗を止めるのに効果的なものといえば、「制汗剤」を思い浮かべるかもしれませんが、頭は制汗剤を使うのが困難な部位・・・そこで、頭の汗を対策する方法はある程度限られてしまいます。

 
頭の汗を止めるには、どういった方法があるのでしょうか？それは・・・

• ツボを押す
• バイオフィードバック療法
• ボトックス注射

の3つです。

具体的にどういった方法なのかを1つずつ見ていきましょう。

対策法①：ツボを押す

汗にツボ押しが効くというと意外に思えるかもしれませんが、ツボを押すことで発汗作用がある「交感神経」の働きを整えるので汗を止めるのに効果があります。

頭の汗を止めるのに効果的なツボは以下の二つです。

① 屋翳（おくえい）

上半身の汗を抑えるのに効くツボです。

乳首から指2,3本ほど上の位置にあります。このツボを抑えることで汗を止める効果があります。

5秒押して3秒離すサイクルを2〜3分続けてみましょう。

② 大包（だいほう）

このツボは着物を着っぱなしの舞子さんや女優さんなども使っているツボです。

左右の脇より少し下の位置にあります。腕を左右に交差して組み、そのまま押すとちょうどよい位置です。このツボは反射の反応により汗を止める効果があります。

こちらも5秒押して3秒離すサイクルを2〜3分続けてみましょう。

対策法②：バイオフィードバック療法

続いての対策法はバイオフィードバック療法です。

あまり聞きなれない療法かもしれませんが、簡単に言うと、緊張している状態とリラックスしている状態が分かるように訓練するという方法です。この療法を行うことでリラックスした状態をある程度意識的に作れるようになるのです。

元々、汗が出るのは自律神経の働きによるもので、自分でコントロールはしにくいものです。しかし、バイオフィードバック療法はリラックスしている状態を作りだすことによって、交感神経のバランスを整えることができます。つまり、

発汗を調整することができる

ようになるということ。

 
バイオフィードバック療法は専門の医療機関にて、訓練を受けることになります。

具体的な方法ですが、自分の生理的状態を視覚でわかるようにすることでコントロールします。

例えば、汗の量が多くなるにつれてランプの色が変化する装置を用意し、自分の汗の量を視覚的に理解できるようにします。すると、ランプの色が変わるにつれて、汗を抑えなければいけないという意識が働き、コントロールできるようになっていくという方法です。

対策法③：ボトックス注射

ボトックス注射は神経伝達物質を抑制して局所的に筋肉の働きを抑える成分を注射する方法です。このボトックスを頭部の筋肉に注入すると、汗腺から出る汗の量をコントロールすることができます。

ボトックス注射後、2日～7日ほどで効果が表れ始めると言われています。効果の持続には個人差があり、2か月ほどしか続かない人もいれば、1年以上の方もいます。1回のボトックス注射で頭の汗の症状が治る方もいます。

治療の時間が約10分と短いのが特徴であり、費用は一回10万円~15万円が平均のようです。

決して安くはない金額ですが、頭の汗の悩みから解放されると考えれば、試してみてもよいかもしれません。たとえ、一定期間の効果だったとしても、その間に快適に過ごせるなら安いものという方にはオススメです。

■まとめ

頭の汗を止める方法について振り返っておきましょう。

 
友人には、ツボ押しを紹介して実際に試してもらいました。すると、「いつもより確実に頭の汗の量が減った！」と言っていたので、効果を確認できました！

残念ながら、簡単かつある程度即効性があるものは、ツボ押しくらいしかありません。そのため、ツボ押しでは改善しないほどの頭の汗に悩んでいる方は、「バイオフィードバック療法」や「ボトックス注射」も選択肢に入れていきましょう。

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