ふくらはぎがつる原因!夜中につるのはどうして?
足がつりやすい体質の人がいますが、特に夜中寝ている時につってしまうのは困りものです。
突然起こるため何事かわからず、痛みがひどくて目が覚めてしまう上に、しばらくの間どうすることもできないのは辛いですよね。
普段から足を酷使していることはないのに、なぜか夜中に突然ふくらはぎがつって激痛で目が覚めてしまう・・・そうなると中々寝付けなくなってしまいます。
実は夜中にふくらはぎがつるのには、体調的な原因があるのです。
一度ふくらはぎがつると、くせになって何度も繰り返し起こることがあるため、そうなる前に日頃から予防策を行っておくことをオススメします。
そこで今回は夜中にふくらはぎがつる原因と予防する方法についてご紹介します。
目次
■夜中にふくらはぎがつる原因とは?
そもそも「つる」という状態はどのようなことを指すのかというと、血液がいかないために筋肉のけいれんを起こしている状態のことをいいます。
ふくらはぎは特に筋肉が多いため、血液不足を起こしやすい部分であると言えます。
この状態を引き起こす原因となる要素は二つあります。
【原因①:筋肉の疲労】
夜中にふくらはぎがつる多くの原因は筋肉の疲労です。
筋肉が運動などにより過度の刺激を受けて収縮しつることがあります。
激しい運動をした覚えはなくても、日常生活の小さな疲労の積み重ねによりつる場合もあります。
特にヒールを履くことが多い女性は、ふくらはぎに負担をかけやすいので要注意です。
【原因②:栄養不足】
栄養不足もふくらはぎがつる原因となります。
体内のミネラルバランスが崩れると足がつりやすくなります。
ミネラルイオンは血液の中のマグネシウムやナトリウム、カリウム、カルシウムなどで構成されていますが、これらのバランスが崩れることにより筋肉が異常な興奮状態となり痙攣が起きます。
夜中にいきなりふくらはぎがつると、びっくりして慌ててしまいますよね。
しかし、そんな時は次の対処法を覚えておいて冷静に対処しましょう。
■夜中にふくらはぎがつった際の対処法
ふくらはぎがつった時に有効な対処法のポイントは3つあります。
【対処法①:体の力を抜く】
つっている時には体がこわばりがちですが、意識してリラックスするようにしましょう。
【対処法②:楽な姿勢をとる】
無理に強くマッサージしたりするのではなく、まずは楽になれる角度や姿勢を探しましょう。
【対処法③:筋肉をほぐす】
つったほうの足裏を反らせて顔の方向に引きつけるようにしてふくらはぎの筋肉を伸ばします。
少し楽になったらふくらはぎをやさしくさすったり、足首を回すなどして血行を促すようにしましょう。
ポイントはじわじわと行うことです。
そうすることによって、筋肉の急激な収縮を止めるよう脳に伝達することができます。
つってしまった時の対処に加えて、普段からの対策も重要です。
つりやすい体質の方は日ごろの生活習慣を改善してみるといいかもしれません。
■普段から気をつけておくこと
普段からできる対策についても3つご紹介したいと思います。
【対策①:ストレッチ】
日頃のストレッチによって筋肉に疲労物質を溜め込まない体作りをすることができます。
足を伸ばして座って手で足裏を反らせたり、足を後ろにひいてアキレス腱を伸ばすといった運動が効果的です。
【対策②:バランスの良い食生活】
足がつりやすい人はビタミンB1とタウリンが不足していることが多いと言われています。
ビタミンB1は豆類、卵、牛乳、豚肉などに多く含まれています。
タウリンはイカやタコなどの魚貝類が豊富に含む栄養素です。
これらの食品群を積極的に摂るようにしましょう。
【対策③:水分補給】
水分不足も身体の電解質のバランスを崩す原因となります。
1日1リットル以上の水分補給を心がけるようにしましょう。
■まとめ
夜中にふくらはぎがつる多くの原因として、
- 筋肉の疲労
- 栄養不足
があります。
特に筋肉に疲労による原因が多く、激しい運動をしていなくても、日々の小さな疲労の積み重ねによって気づかぬうちに筋肉が疲労していることによっても起こります。
もし夜中にふくらはぎがつってしまった場合の対処として
- 体の力を抜く
- 楽な姿勢をとる
- 筋肉をほぐす
をやってみてください。
ふくらはぎがつる症状は、たいていの場合は治療の必要がありませんが、あまりに頻繁に続くようでしたら、一度病院に行くのがよいでしょう。
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