花粉症で喉が痛いのはなぜ?知っておきたい2つのポイント!
花粉症の症状で代表的なのは、くしゃみや鼻水、目のかゆみなどですが、喉にも症状がでることはご存知ですか?
「喉が痛い」という場合に、まず疑うのは風邪ではないでしょうか。しかし、一向に回復する気配がない・・・ということであれば、花粉症による喉の痛みかもしれませんよ。
風邪であれば少しの期間我慢すれば治まりますが、花粉症は期間が長いためより辛く感じますよね。
「花粉症に喉の痛みなんてことは聞かないけど」という方もいると思いますが、実は喉の痛みも花粉症による症状の一つなのです。目や鼻の症状だけでも辛いのに、喉の痛みまで起こるなんて・・・と憂鬱な気持ちになりますよね。
しかし、そんな嫌なことばかりではありません。なぜかというと、
喉の痛みは目や鼻よりも症状を改善させやすい!
ということです。
そこで今回は花粉症で喉が痛くなる理由と、改善させる対策についてご紹介したいと思います。
目次
■花粉症で喉が痛い理由とは?
花粉症で喉が痛くなる理由としては、他の症状から引き起こされる場合と花粉症の直接の症状である場合の2つがあります。
この2つを詳しくご説明していきます。
【理由①:喉の乾燥】
花粉症の時は鼻がつまることで口呼吸になりやすくなります。
その結果、喉が乾燥して粘膜にダメージを受け、雑菌が繁殖しやすくなることで炎症を起こしやすくなります。
【理由②:喉の炎症】
二つ目の理由は花粉が喉を通ることによる、アレルギー反応です。喉は鼻や目などに比べて奥にあるため症状が現れることは少ないのですが、それでも粘膜の一部のため、花粉症の症状がひどい方は炎症が起きることがあります。
喉の炎症は風邪と違って花粉シーズンの間、症状が出続けるのが残念なところ・・・この喉の痛みは耐え難いものがありますよね。
花粉症による喉の痛みを抑えるには、どうすればよいのでしょうか?
それには花粉症への対策が必要になります。そこで自分でできる対策についてもご紹介したいと思います。
■花粉症で喉の痛い場合の対策は?
簡単にできる花粉症の喉の痛みの対策を2つご紹介します。
【対策①:保湿をする】
口呼吸によって喉にダメージを受けてしまう場合には、保湿による対策がとても効果的です。マスクは呼吸する時、喉に冷たい風をダイレクトに受けることを避けることができます。
加湿器で部屋の空気が乾燥しないようにすることも効果があります。
また、のど飴を舐めたりするのも唾液の分泌を促し、喉を潤すのによいでしょう。
【対策②:喉についた花粉を排除】
喉が花粉に反応して炎症を起こしている場合は、とにかく花粉を排除することが大切です。
そのため、外出から帰ったら花粉を洗い流すために必ずうがいをするようにしましょう。特にうがいの時に緑茶を使うと、緑茶に含まれるカテキンが炎症を治める効果があるので更に症状を改善させてくれるはずです。
また、病院にかかっている人はうがい薬を処方される場合があるのでそれを使うのも効果的です。
喉の痛みは痛み止めの薬である「ロキソニン」を使えば、すぐ喉の痛みは治せるんじゃないの?そう思われる方もいるのではないかと思います。
少しでも軽減させたいと薬の服用を検討する方も多いと思いますが、喉の痛みにロキソニンは良いのでしょうか?
その点についてもご説明したいと思います。
■花粉症の喉の痛みでロキソニンは効果的?
炎症を鎮める薬としてよく使用されるのはロキソニンです。この薬は喉の痛みを抑える効果はありますが、痛みの原因そのものをなくす効果はありません。
花粉症の鼻水などの症状を抑えるための薬はロキソニンとの併用が不可能な場合もあるので、ロキソニンを使用する場合には自己判断せず医師の指示のもとに服用するようにしましょう。
あくまで一時的な喉の痛みを軽減するということで理解をしておきましょう。
■まとめ
花粉症で喉が痛い理由についてもう一度振り返っておきましょう。
① 喉の乾燥
② 喉の炎症
花粉症の時は鼻がつまりますよね。そうなると、自分では意識をしていなくても口呼吸になりやすくなります。口呼吸になると、喉が乾燥して細菌やウイルスなどに影響を受けやすくなります。
喉の炎症は花粉が喉を通ることによって起こります。鼻や目とは異なり、喉は口の奥にあって症状が現れることは少ないのですが、花粉に反応しやすい方は喉の炎症が起こる可能性があります。
花粉が飛び続けている間は喉の痛みが出続けるのが辛い・・・
そんな花粉症の喉の痛みの対策は、下記が効果的です。
- マスクや加湿器を使って保湿をする
- うがいをして花粉を体から出す
是非簡単にできるこの2つの方法を実践をして、花粉症による喉の痛みからおさらばしていきましょう!
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