喉の違和感はストレスから?原因を徹底究明!
風邪をひいたわけでもないのになぜか喉に異物があるような気がする、つまったような感じがするといった違和感を感じる・・・ということはありませんか?
喉に違和感を感じる場合は、風邪の症状の前触れであることが多いですが、そういった症状が長期に渡って続くと「風邪じゃなければ何が原因なのだろう?」と思いますよね。
その喉の違和感は体が発している不調のサインである可能性があります。実はその原因はウィルスではなく、
ストレスによる喉の違和感
かもしれませんよ。
一見、喉とストレスには何も関係がないように思えますが、精神面の不調が喉に現れることもあるのです。
そこで今回はストレスによる喉の不調についてご紹介したいと思います。
■喉の違和感はストレスが原因!?
喉の異物感やつかえを感じたらまずは風邪を疑いますが、病院で診察しても異常はないと言われてしまうことがあります。
「風邪じゃなければこの症状はいったい何?」と思ってしまいますよね。風邪ではないのになぜか喉の違和感が続くとすれば、それはストレスが原因かもしれません。
ストレスによる喉の違和感は、喉にボールが詰まったような不快感から、この症状はヒステリー球と呼ばれます。別名:咽喉頭神経症とも呼ばれるこの症状はストレスと疲労が原因で起こるもので、症状が重い人によっては呼吸が難しくなったり喘息のような症状が出ることさえあります。
しかし、この症状の原因は普通の喉の病気とは全く異なります。どういうことが原因かというと、精神的なものなのです。
そこでどんな人がこのヒステリー球になりやすいのか、原因は何なのかについてご説明したいと思います。
■ヒステリー球になりやすい人とは?
ヒステリー球の主な原因は自律神経の乱れで、ストレスにより生じます。つまり誰でもなり得る病気だということですが、いったいどういう人がなりやすいのでしょうか?
ストレスを発散できず溜め込みやすい人がなりやすい症状なのです。
具体的に下記のような人は要注意です。
- 気を遣いすぎる人
- イライラすることが多い
- 几帳面な人
- 完璧主義な人
- 気持ちが落ち込みやすい人
ヒステリー球は精神障害と併発することも多い病気ですので、元々自律神経失調症等を抱えている人もかかりやすい傾向にあるといえます。
また、自律神経を整えるには質のよい睡眠が必要ですから、睡眠障害を抱えている人もヒステリー球を併発する可能性があります。
それでは、もしヒステリー球の症状に当てはまると感じた場合、どのように治療したらいいのでしょうか?また、治療薬などはあるのでしょうか?
続いてヒステリー球を治す方法をご説明したいと思います。
■ヒステリー球を治すには?
ヒステリー球は喉の異常ではなく、精神的な問題からくるものなので、治療薬はありません。
大切なのはストレスを感じている原因を取り除くことです。精神的な面をケアするため、心療内科のカウンセリングを受けるのも一つの良い方法です。
ヒステリー球の症状は、ストレスを感じた時だけ現れると言う場合もあるので、自己観察をしてどんな時に異物感があるかを分析し、原因となっているストレスを軽減するように生活を調整することも効果的です。
また、睡眠も自律神経を整える上でとても大切な役割をしていますから、夜更かしは避けて、十分な休息を確保するようにしましょう。
ヒステリー球は頑張りすぎのサインでもあります。体が疲れ過ぎたから休ませてほしい、とメッセージを送っているのです。
この合図を無視せずに、体を労わる機会とみなし、ストレスから解放する時間を取ってあげるようにしましょう。
■まとめ
喉の違和感はストレスからくる場合があります。
ヒステリー球
⇒ 特徴は喉にボールが詰まったような違和感
ヒステリー球はストレスが原因であり、体が発している頑張りすぎのサインなのです。つまり誰にでも起こる可能性があるということですので、注意をしたいものですね。
このヒステリー球は、ストレスを溜め込みやすい人がなりやすい傾向にあります。几帳面な人・完璧主義な人は特に要注意ですよ!
ヒステリー球を治すには、まずは原因となっているストレスを取り除くことが重要です。一人で悩みを抱え込まずに誰かに相談できる環境をつくることようにしましょう。
病は気からと言われているように、気分転換をしっかり行い、喉の違和感が続くという体の不調のサインが出たときには、しっかりと体を労わるようにしていきましょう!
タグ:喉