秋に眠い原因とは?秋の眠気解消法を紹介!

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秋になってから、なぜか異常に眠い…

ということはありませんか?過ごしやすい気候のせいと軽く見逃しがちですが、実はこの秋の眠気が体の不調のサインである場合もあります。

私自身、秋になってからなぜか一日中ひどい眠気におそわれる時期がありました(;_;) 今までと同じくらい睡眠時間を確保しているのに、なぜか眠い・・・

秋に入ってから急に眠気が強くなって、体のだるさや頭がぼーっとするなどの症状が出ている場合は、

秋という季節的な要因による可能性

が非常に高いです。

 
気の持ちようで何とかなると思いたいものですが、実際それは厳しいと思います^_^; なぜならば、体の機能的な原因が隠れているからです。

秋の眠気を解消するためには、原因に対する対策が必要です。そこで今回は、眠いと感じる原因と対処法について一緒に見ていきましょう!

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■秋に眠いのはなぜ?

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秋の眠気が強く出るのは、どういった原因が考えられるのでしょうか?それは…

  • 自律神経の乱れ
  • 秋うつ

の2つ。これらの原因について、詳しく見ていきましょう。

 

【原因①:自律神経の乱れ】

自律神経には呼吸・発汗・体温調整など自分の意思に関係なく、体の機能を調整する働きがあります。自律神経は交感神経と副交感神経の2種類があります。
 


【交感神経と副交感神経】

  • 交感神経:緊張したり活発に動いているときに優位に働く
  • 副交感神経:リラックス状態にある時に優位に働く

互いに効果が相反的(アクセルとブレーキの関係)です。

 
人はこの自律神経の働きを切り替えながら生活しているわけですが、自律神経は季節の変化にも影響を受けます。

夏には副交感神経が優位で、冬は交感神経が優位なのですが、季節の変わり目である春と秋はその切り替えの移行期間となります。

秋は日中の朝晩の気温差があるのにも関わらず、日中と朝晩を同じ服装で過ごしてしまい、自覚がないうちに体が体温調節に必死になるということがあります。体が暑さに対応すればよいのか、寒さに対応すればよいかわからなくなってしまうのです。

そうなると自律神経が乱れて睡眠に影響を及ぼします。

本来眠る時には体温が下がって安眠できますが、夜になっても体温が上がって睡眠が浅くなってしまいます。結果として、日中に眠気がやってくることになります。

 

【原因②:秋うつ】

秋の異常な眠気は「秋うつ」が原因となっている可能性もあります。

秋うつの原因にはセロトニンという物質が大きく関わってきます。セロトニンは安定感や平常心をもたらす脳内の神経伝達物質であり、不足するとうつ病や不安障害の原因となります。

秋は日照時間が徐々に短くなるこの季節であり、セロトニンの分泌量が減って冬眠モードへ移行する時期ですが、夏の気候に慣れている体が対応しきれずに、うつ状態を引き起こすことにつながるのです。

秋うつの特徴としては、

  • 異常な眠気
  • 無性に甘いものや炭水化物を取りたくな
  • 過食により体重が増加する
  • やる気が起きない

などの症状が見られます。

秋うつに関しては、下記に詳しく述べた記事がありますので、こちらもご参照くださいませ。
⇒ 秋うつの症状とは?この2つの特徴に要注意!

 
「自律神経の乱れ」と「秋うつ」が秋の眠気の原因だと分かれば、自ずとその解消方法も見えてきますね。そう、その原因を消し去ることを目指せば良いのです!

秋の眠気を解消するにはどうすればよいのか、詳しく見ていきましょう。

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■秋の眠気を解消するには?

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秋の眠気を解消するためのポイントをご紹介します。

1. 自律神経の乱れを解消

【温度差を少なくする】

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体が温度差を感じることによって、自律神経を乱してしまう可能性があります。

秋には昼と夜の気温差が大きい季節です。一枚羽織るものを準備するなど、体温を調整できる衣服を着るように心がけましょう。

また、急激な温度差を生じさせないように、冷房の温度にも意識して部屋の温度を調節するようにしましょう。
 

【湯船につかる】

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38~40℃のぬるめの湯船につかると、副交感神経が刺激されやすくなります。

ぬるめのお湯は副交感神経の働きを高めて自律神経の乱れを改善してくれるとともに、気持ちをリラックスさせてくれます。

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2. 秋うつを解消

【運動をする】

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運動をするとセロトニンが分泌されます。

セロトニンは運動を始めて5分後から活性化され始め、20分以上続けることで、たくさんのセロトニンが分泌されるようになります。

本格的な運動をすぐに始めることは難しくても、ストレッチやウォーキングなど気軽に生活に取り入れられるものから始めてみましょう。

 

【セロトニンを増やす食べ物を摂取】

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脳から分泌されるセロトニンが少なくなると、うつ状態になる可能性が高くなります。

このセロトニンは食べ物によって分泌を増やすことができると言われていますおり、セロトニンを増やすと食べ物には下記のものがあります。
 


【セロトニンの分泌を増やす効果がある食べ物】

  • ビタミンB6:大豆、バナナ、まぐろ、かつお、ニンニクなど
  • トリプトファン:緑黄色野菜、大豆、ゴマ、魚類、赤身肉、鶏卵など
  • :サバ、ホウレン草・小松菜、レバー、かつおなど

 
秋の時期には特にこれらの食品を意識して取り入れると、気持ちよく過ごせる可能性が高くなります。

上記のことを意識して、秋の眠気を解消していきましょう!

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■最後に

秋に眠いと感じる原因について振り返っておきましょう。

<秋の眠気の主な原因はコレ!>
◎ 自律神経の乱れ
◎ 秋うつ

 

季節的な要因が関連するので、自分が怠け者だからなどと責めるのはやめましょうね。きちんと原因に合わせた対策をしていくことが大切です。

自律神経の乱れには、

  • 体温調整ができる服を着る
  • 湯船につかる

秋うつには、

  • 運動をする
  • セロトニンを増やす食べ物を摂取する

ことによって、秋の眠気の原因を解消していきましょう!

また、自律神経の乱れや秋うつは体からの疲れのサインでもあります。十分な栄養と休養をとることも大切ですので、対策をして秋を元気に過ごしていきましょうね ^^

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