「喉が痛くなってきた(･_･; これから風邪の症状が出てくるのかな？？」

風邪の症状が出る前には、喉の痛みが出ることって多いですよね^_^; これから寒気・鼻水・咳といった症状に悩まされると考えると、憂鬱な気持ちになってしまいます。しかし、それは・・・

喉の痛みが風邪の引き始めのサイン

こんな見方もできるのです。風邪の初期症状である喉の痛みに注目するのは、非常に大切なこと。

 
風邪の引き始めにしっかりと対策をすれば、症状が軽症で済むとともに治りも早くなります。喉が痛くなった場合には、具体的にどのようなことに気をつければよいのか気になりますね。

そこで今回は風邪の引き始めに喉が痛くなる理由と気をつけるべきポイントについてお伝えしていきますね。

︎■風邪の引き始めに喉が痛くなる原因とは？

「風邪の初期症状として喉が痛くなる…」それは、

体の免疫機能がウイルスと闘っているサイン

と言えます。どういうことなのか詳しく見ていきましょう。

 
人間の体には、異物を排除する免疫機能が備わっています。常に外気が入ってくる喉にも、粘液で異物を付着して外に排出しようとする機能があります。

喉が炎症を起こしている時には、ウイルスを追い出そうとして免疫反応が活発になっているということ。それは、風邪のウイルスが元気に活動している状態でもあります。

疲れやストレスが溜まっているなどで体の免疫力が低下していると、風邪のウイルスが免疫力を上回ってしまいます。その結果、喉の痛みという形で炎症反応が起きてしまうのです。

 
できれば風邪の初期症状のうちにウイルスを追い出して、長く寝込んだりすることを防ぎたいですよね。喉の痛みが出始めた際には、どのような対処をすればよいのでしょうか？

風邪の症状を極力軽症でとどめるために、喉の痛みが出始めた際の対処法について見ていきましょう。

■喉の痛みが出始めた時の対処法は？

喉の痛みが出始めた時の対処ポイントは、免疫力を高めることです。

免疫力を高めるのに効果的な方法を3つご紹介します。

【対処法①：生姜を食べる】

体の免疫力を高める食材の中で特に効果的なのが生姜。それは、生姜のショウガオールという成分が体温を上げるのに効果的だからです。

体温は免疫力と大きく関係しています。体温が1度上がると、免疫力は5～6倍になると言われている程。1度までとはいかなくても体温を上げれば、免疫力が高まることにつながるのです。

ただし、ショウガオールは生姜に熱を加えるか乾燥させることで発生する成分です。そのため、免疫力を高めるには、生姜を加熱調理をしたものか乾燥生姜を食べるようにしましょうね。

寒い時期には、生姜入りポトフ・生姜紅茶が美味しくて体を温めやすいのでオススメですよ～。

【対処法②：風呂に入る】

風呂に入ることで体温を上げ、同時に免疫力を上げる効果があります。

入浴のポイントは2つ。

• お湯の温度：39〜40度
• 時間：15分〜20分

これらを実践することで、体温がおおよそ1度上がると言われています。その後は、0.2～0.3度ほど上がった状態で推移していきます。

風呂上がりには、体を冷やして体温を下げないように注意しましょうね。

お風呂も免疫力を上げるのに効果的なので、是非実践していきましょう。

【対処法③：十分な睡眠】

睡眠時間が短いと免疫機能が低下することが分かっています。つまり、睡眠時間が少ないと風邪をひいてしまうリスクが上がるということ。

2015年にアメリカの「ジャーナル スリープ」に公表された論文によると、

睡眠時間が6時間未満だと7時間以上の人の約4倍風邪をひく

こんな結果が報告されました。睡眠時間と風邪には関連性があるということです。免疫力を高めて風邪をひかないようにするためには、十分な睡眠を取ることが大切です。

理想の睡眠時間は7～8時間。

6時間未満だと免疫力が低下してしまうので、6時間以上は寝るようにしましょう。逆に寝すぎても、睡眠の質が低下してしまうのでご注意を。

毎日7～8時間の睡眠時間を取れないとしても、喉の痛みが出た時にはしっかりと睡眠時間を確保しましょうね。

 
時には喉の痛みだけで治まる風邪もありますが、喉の痛みと併せて他の症状も出始まる場合もあります。

喉の痛みと併せて出る症状についても、取り上げてみたいと思います。

■喉の痛みと合わせて出る症状は？

喉の痛みの他に下記の症状も現れた場合、風邪が疑われます。

寒気

寒気は熱が上がる前に出る兆候です。

薄着をしているわけではないのに、背筋の方から寒気を感じるような場合は数時間後に発熱することが多いです。
 

頭痛

風邪のウイルスがすでに全身に回っていると、頭痛の症状が出始めます。

頭痛が始まっている場合は、すでに本格的に風邪をひいていると言えるでしょう。
 

鼻水・咳

鼻水・咳も同様ですでにウイルスが全身に回り始めている証拠です。

咳やくしゃみが止まらないと言う場合には、翌日になると更に症状が悪化していく可能性があります。

■まとめ

風邪の引き始めに喉が痛くなるのはどうしてかを振り返っておきましょう。

ウイルスを追い出そうとして免疫反応が活発になり、喉が炎症を起こしているため、喉が痛くなるのです。そのため、早めに喉の痛みに対処することで、風邪の症状を軽くすることが出来ます。

喉の痛みが出始めた時の対処のポイントは免疫力を高めることです。具体的には下記の3つ。

• 生姜を食べる
• 風呂に入る
• 十分な睡眠

この3つの方法で体の免疫力を高め、ウイルスに打ち勝っていきましょう！

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