風邪による喉の痛みの治し方!即効性のある2つの方法がコレ!
「風邪で喉が痛い!治し方で効果的な方法はないの??」
風邪を引くと喉の痛みが出てきて非常に気になりますよね。私は以前、のど飴と風邪薬を中心に対策をしていましたが、大きな効果を感じることができませんでした(;_;)
喉の痛みがあると気になって、日中の活動にも影響が出でしまうもの。そこで、
即効性のある喉の痛みの治し方
この方法を2つご紹介していきます。喉に特化した治し方ですので、風邪症状全般を抑える方法よりも効果的ですよ(^^)
私は風邪で喉の痛みが強い時に、この2つの方法を併用しています!
それでは、風邪による喉の痛みの治し方について見ていきましょう。
目次
■風邪で喉が痛い症状を治すにはどうすればいい?
風邪による喉の痛みの治し方にはどういったものがあるのでしょうか?それは、
- 緑茶でうがい
- 薬の服用
1つだけの実践でも問題ありませんが、2つを併用するとより効果的!
それぞれの治し方について詳しく見ていきましょう。
治し方①:緑茶でうがい
まずは緑茶でうがいする方法です。この方法は、体に優しく効果が高いというのが特徴。
2012年の浜松医科大が発表した疫学の国際専門誌「ジャーナル・オブ・エピデミオロジー」によると、緑茶のうがいの効果が証明されました。19595人の2~6歳の園児を対象として、緑茶うがいをする子はうがいをしない子に比べ、風邪を引く割合が68%も少ないという実験結果が出ています。
水道水や食塩水を用いてうがいをした場合との比較実験もされています。水道水は30%、食塩水は50%とそれぞれそれなりに風邪の予防の効果がありますが、一番効果的なのは緑茶ということです。
緑茶が効果的なのには、理由があります。それは、喉の痛みに効果的な成分が含まれているから。
- カテキン:殺菌作用
- ビタミンC:炎症を抑える
これらの成分が喉の痛みを抑えてくれるのです。
ただし、ただ単純に緑茶でうがいをしても高い効果は得られません。効果を高めるために、下記の2つのポイントを実践していきましょう。
ポイント①:茶葉から淹れる
一番効果が高いのは茶葉から淹れたお茶です。
ペットボトルのお茶だと、効果は下がってしまいます。茶葉から淹れた緑茶に含まれるカテキンは、ペットボトルのお茶の2.5倍と言われている程です。
また、茶葉はカテキンの量が豊富な煎茶もしくは番茶を選ぶようにしましょう。
ポイント②:80度以上のお湯で淹れる
殺菌作用のあるカテキンは、温度によって溶け出す量が異なります。
カテキンの溶け出しやすい80度以上のお湯で淹れるようにしましょう。うがいをするには80度は熱すぎるので、事前に淹れておき、冷めたものを使うと効果的です。
緑茶うがいをしてもまだ喉の痛みが気になるという場合には、もう一つの強力な方法があります。
続いて2つ目の喉の痛みの治し方を見ていきましょう。
治し方②:薬の服用
風邪薬にも色々な種類がありますが、喉の痛みに特に効果的なのがトラネキサム酸という成分で構成された薬。一般的には、トランサミンという商品名で聞くことが多いです。
トラネキサム酸には「プラスミン」という物質を阻害する働きがあります。プラスミンとはタンパク質を分解する酵素のことで、炎症反応を促す働きを持っています。
トランサミンを服用することによって、プラスミンの働きによる喉の炎症と痛みを抑えることができるのです。トランサミンは医師の診断のもとに出される処方薬で、錠剤やシロップなどの形状があります。
処方箋なしで手に入れたい場合には、薬局やドラッグストアで市販薬として購入できます。同じトラネキサム酸を配合するペラックT錠(第一三共ヘルスケア)が代用的です。
食事前後を問わず服用できる眠気の出ない錠剤です。パッケージに大きく「のど」と書いてあるので、喉の痛みに特化した薬として見つけやすいはず。
緑茶うがいと薬の服用で喉の痛みを吹き飛ばしていきましょうね!
■まとめ
風邪による喉が痛い場合の治し方について振り返っておきましょう。
① 緑茶でうがい
⇒ カテキンによる殺菌作用・ビタミンCによる炎症を抑える作用
② 薬の服用
⇒ トラネキサム酸という成分が喉の痛みを抑える作用
処方薬:トランサミン
市販薬:ペラックT錠(第一三共ヘルスケア)が代用的
私が風邪で喉が痛い時には、まず緑茶うがいをしています。それでもまだ痛みが気になれば、薬の服用という2つの段階を取っています。
うがい薬として「イソジン」を使っていた時期もありましたが、調べてみると色々副作用があることを知りました(>_<) そのため、現在はイソジンは使わずに緑茶を使用しています!
緑茶うがいと薬の服用によって、喉の痛みを治していきましょうね。
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