帯状疱疹が再発する期間は?免疫力で変わる!?
帯状疱疹って一度かかったら、もうならないんじゃないの??
そんな声も聞こえてきそうです^_^; 一度帯状疱疹にかかったことがある方であれば、もう二度とかかりたくないですよね。
私の友人も帯状疱疹にかかったことがあります。あの辛さはもう二度と味わいたくないとのこと・・・
帯状疱疹は一度発症すれば、 再発することはほとんどないと言われていますが、
再発する可能性は0ではない
のです。万が一帯状疱疹が再発するとすれば、
どのくらいの期間で再発するのか
気になりますよね。すぐ再発するのか、それともある程度時間が経ってから再発するのかによって対策の仕方も変わってきます。
こういった情報を知っておくと、自分自身のためだけではなく、いざ身内や家族が帯状疱疹を発症したときに慌てずに対処できますよ^^
今回は帯状疱疹の再発についてお伝えしていきますね。
■帯状疱疹が再発する期間とは?
一度帯状疱疹にかかると免疫ができるので、再発することは稀であり、100人に1人の割合と言われています。
再発する場合は帯状疱疹にかかってからすぐではありません。時間が経過してくると、帯状疱疹ウイルスに対しての免疫が徐々に低下・・・2年ほどの期間が経って免疫力が低下したときに再発する可能性が出てきます。
帯状疱疹は水疱瘡と同じウイルスですが、免疫ができた後にこのウイルスに接する機会がないと、免疫が落ちて帯状疱疹を起こすとも考えられています。
特に、疲れやストレスが極端に溜まる場合は注意です。疲れやストレスは免疫力が低下する原因となるためです。
また、体に負荷をかける食事制限ダイエットは控えましょう。免疫力が確実に低下し、帯状疱疹再発の頻度を高めてしまいます。
帯状疱疹の再発は2年ほど経過した後に再発の可能性があると先ほどお伝えしましたが、もっと短い期間で再発する場合も・・・それはどういった場合なのでしょうか?。
次に、帯状疱疹が短い期間で再発するケースについて見ていきましょう。
■帯状疱疹の再発期間が短くなる場合とは?
ごく稀ですが、免疫がひどく弱った場合、繰り返し再発する人もいます。
免疫力が低下するというのはどういった場合でしょうか?具体的には下記のような症状や治療をしている方です。
<帯状疱疹が再発しやすい状態>
- 膠原病
- 後天性免疫不全症候群(AIDS)
- 骨髄疾患
- 免疫抑制薬を投与中
これらの症状や治療をしている方の場合は、2年よりも短い期間で帯状疱疹が再発する可能性があります。これらの全ての人が再発するというわけではありませんが、中には数十回再発した人もいるようです。
帯状疱疹が再発するのは、前に起こった時と同じ場所にできるのか、それとも違う場所に新たにできるのか気になりませんか?
続いて帯状疱疹の再発場所について見ていきましょう。
■帯状疱疹の再発部位はと同じところにできやすい?
帯状疱疹を再発することはとても少ないですが、再発した場合、同じ場所にできやすい傾向があります。どうしてなのでしょうか?それは・・・
帯状疱疹がその人の弱い場所に現れる傾向
があるため、結果として同じ場所に起こりやすいのです。
また、神経の付け根に残ったウイルスが体調が悪い時や免疫が低下している時に活性化し、1本の神経支配領域に添って帯状疱疹ができるため、同じ場所に現れやすいのです。
帯状疱疹を再発させないための対策はどういったものがあるのでしょうか?
続いて帯状疱疹の再発を予防する方法をご紹介していきます。
■帯状疱疹の再発を予防するには?
普通はあまり再発することのない帯状疱疹ですが、以前かかった時にあまりにも辛かったので、絶対に再発したくないという方が多いと思います。
そこで、帯状疱疹の再発予防のための予防接種をすることが可能です。
水痘ワクチンの予防接種をすると、低下した免疫を増強し、再発を抑制できる可能性が高まり、帯状疱疹の発症率を50%も抑制できたという報告もあります。
特に、中高年齢以上の場合、予防接種による発症の抑制率が更に上がるとも言われています。
帯状疱疹は年齢が高くなるほど症状による痛みが残りやすくなり、耐え難い痛みになることも多いため、高齢者の方は特に予防接種によって予防をするのもよいでしょう。
■まとめ
それでは帯状疱疹が再発する期間について振り返ってみましょう。
再発は2年以上経過してから
下記の場合はそれより短い期間での発症も
- 膠原病
- 後天性免疫不全症候群(AIDS)
- 骨髄疾患
- 免疫抑制薬を投与中
帯状疱疹の再発は帯状疱疹への免疫力が低下してくる2年以上の期間を経て起こる可能性がありますが、その可能性はごく稀で100人に1人の割合です。
一度発症すると免疫ができるため、再発の可能性は低いと言われていますが、免疫力が極端に低下している状態が続くと、稀にですが何度も再発することも・・・
あまりの症状の辛さに「もう二度と発症したくない!」と感じる人も多いかと思います。特に疾患を持っていなくても、疲れやストレスが溜まると、再発を引き起こしやすくなります。
特に高齢になると発症確率もあがるため、そういった場合は予防接種による防御も検討されてはいかがでしょうか。
⇒ 帯状疱疹はストレスが原因?発症のきっかけとは!?
タグ:帯状疱疹
記事大変参考になりました。
免疫抑制剤服用にて帯状疱疹(単純疱疹?)に7回かかりました。
そうなると、「あ、この症状は…」と自分で見つけちゃいます。しかし、その症状を医師にみせても、あまり体の表面に出ていない場合、仮病扱いされた事もありました。医療関係者に(皮膚科医含む)も見つけにくい病なんでしょうか?
しかし、中には専門外(皮膚科医ではない)医師に診断されたこともありました。
また、以外にも正しいアドバイスもできる医師がいないとこに落胆します。
生涯誰でもかかる病ならば、医師の勉強不足が大きいのでは?と思ってしまい帯状疱疹を診断出来ない医師に影口をささやいてしまう。
「あ~やぶ医者じゃん」と…
田中 様
コメントをいただきありがとうございます。
7回もかかられたとは、非常に大変だったと思います。仮病扱いとはあまりにひどいもですね…
帯状疱疹を見慣れている皮膚科医でも、皮膚症状がはっきり出ないと見逃すケースもあるようです。ただ、それは初めて帯状疱疹にかかる患者のケースかと思われるので、今まで帯状疱疹にかかったという情報があれば、確実に見つけてほしいものですよね。
古い記事でしたが、失礼致します。
私は毎年5〜6回帯状疱疹にかかっています。
どこか悪いから再発するのかと思い体中調べましたがどこも悪くなく、ただ疲労やストレスが溜まっているから再発するのだろうと言われました。
毎回帯状疱疹になる場所は目と頭で視力はガクッと下がり、今では帯状疱疹が発症する前日に明日辺り水泡が出るなと分かるまでになりました。
再発を防止する為に水疱瘡の予防接種をしたり、ゆっくり休養を取っても年頃の息子が居るためなかなか完治出来ません。
皮膚科を受診する度に8000円から10000円の出費が嵩むのもまた辛いものです。
かかりつけの皮膚科が休みの場合違う病院に行き診察してもらうと、帯状疱疹は再発しないからただのヘルペスだろう。と以前帯状疱疹になった事を伝えると再発しないからとゆう理由で全うに診察をしてもらえない為にかかりつけ医の病院が営業するまで痛みに耐えた日もありました。
もう少し世の中が帯状疱疹を知り、再発もするんだとゆう認識があればと常に思います。
そうすれば、金銭面でも楽になるのでは、、、私みたいに痛みに耐え無くてもいいのでは、、、と思います。
帯状疱疹の時は目に出来ると光で目が痛くて開けられなかったり、耳周りに出来ると音が聞こえなかったり、頭に出来ると30秒に一回ズキンと耐え難い痛みが走ったり、首周りに出来ると枕や布団に仰向けで寝れなかったりと辛い病気です。
私の様な数回ではなく、何度も帯状疱疹になっているにも関わらず、医師の勝手な思い込みできちんとした治療をしてもらえない方や、帯状疱疹と同じ症状だが、一度なったからかからないだろうと思っている方に再発も本当にあると知ってもらいたくてコメントさせていただきました。
ぁぃる 様
こんにちは。
健康の気になるあれこれ管理人のニシと申します。
コメントをいただきありがとうございます!
実体験を交えた貴重なコメントをいただき、私自身非常に参考になりました。
一度帯状疱疹になれば、もうならないという誤った認識が多いのが現状です。
また、帯状疱疹という病気への理解不足から、見落とされやすいということも実際あります。
そのため、少しでもそういった部分を解消できればと思い、情報発信をしております。
実際、友人が帯状疱疹にかかり、再発したということもありましたので(^_^;)
ぁぃる様は毎年5〜6回も帯状疱疹にかかっているということで、さぞかし大変な思いをされているかと思います。
私自身、こういったコメントをいただけると、良い情報の発信につながりますので、大変にありがたく思います。
貴重なご意見ありがとうございました!
健康の気になるあれこれ
管理人:ニシ
初めまして。
昨年、11月帯状疱疹で3週間入院しました、薬は副作用ばかりで痛みには効きません。今でもまだまだ皮膚後も、痛みもあります。
0にはなりませんがそれなりに日常生活が出来る程度には痛みのコントロールをしております。
持病のせいで、帯状疱疹になるとは見逃しておりました。
そして再発しやすいとは・・・
同じところに出来やすいのですね。体幹に出来ているのでちょっとした体制で痛みが走ります。
いい加減痛みから解放されたいですが、これはどうも長い付き合いになりそうですね。
予防接種は生ワクチンは出来ないので、多分帯状疱疹のは生ワクチンだったような記憶があります。
膠原病を患っており、免疫低下は薬で必然となります。
気を付けて気長に付き合うしかないですね。
よい情報ありがとうございます。
まの 様
こんにちは。
健康の気になるあれこれ管理人のニシと申します。
コメントをいただきありがとうございます。
多少なりともお役に立てて嬉しく思います!
ストレスや疲労が重なると、より帯状疱疹を起こしやすくなりますので、
ご注意くださいませ。
健康の気になるあれこれ
管理人:ニシ