ノロウイルスにアルコール消毒は効果がある?新たな見解がコレ!

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ノロウイルスにはアルコール消毒って効かないの??」

感染力が強いことで知られるノロウイルス。感染予防のためには消毒が非常に大切です。

私がノロウイルスに感染してからというもの、再び感染しないように気を付けていました^^ 職場の先輩に「ノロウイルスに感染しないように、なるべくアルコールで手指を消毒するようにしているんです!」と話をしたところ、

ノロウイルスにアルコール消毒は効果的じゃないよ!

こんな返答がありました(^_^;) そこで、ノロウイルスにアルコール消毒が本当に効かないのかどうか調べてみることに。

すると、最近ではアルコール消毒でも一定の効果があるという話も。一体どっちなのでしょう?

ということで今回は、ノロウイルスに対するアルコール消毒が効果的なのかどうかについて検証していきますね。

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■ノロウイルスにアルコールが効かないって話の根拠は?

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ノロウイルスにアルコールが効かないと言われているのには、根拠があります。それには、エンベロープという膜が関与しています。

エンベローブとはウイルスを保護する膜のことで、脂質で構成されているため、アルコールに溶けやすい性質があります。この性質を利用して、エンベローブを持つウイルスにはアルコール消毒が効果的とされてきました。

しかし、ノロウイルスにはエンベローブがありません。そのため、 アルコールに対する耐性が非常に強いと言われてきたのです。

ところが最近の実験により、『アルコールでもある程度の効果が出る』という別な見解が出てきています。それがどういったことなのか、続いて見ていきましょう。

 

■アルコールでも効果がある!?

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今まではアルコール消毒がノロウイルス対策に効果的ではないとされていました。しかし、2012年の研究発表(Expert Nurse)によると、マウスを使用した実験によって、アルコールもある程度有効であるという見解に変わりました。

それはマウスに感染するノロウイルスはヒトに感染するものと類似しており、アルコール消毒がヒトにも有効であると考えられるようになったからです。

マウスのノロウイルスによる実験結果からも、やはり一番効果があるのは次亜塩素酸ナトリウムですが、アルコール消毒でも一定の効果があるということなのです。

下記の資料もご参照くださいませ。

一般社団法人 北海道薬剤師会の資料より↓
ノロウイルスに対してアルコール消毒(清拭)でもいいですか?

 
それでは、アルコール消毒でノロウイルス対策が十分行えると考えてもよいのでしょうか?

最後に、アルコール消毒に頼りきっても大丈夫かどうかをお伝えしていきますね。

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■アルコール消毒だけでもいいの?

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上記でご紹介したように、アルコール消毒にはある程度の効果があるという実験結果はあります。しかし、アルコールだけに頼ってもよいと言う訳ではありません。

アルコール消毒はあくまでも補助的な役割

このことを頭に入れておきましょうね。しっかりと消毒をしたい場合には、次亜塩素酸ナトリウムを使うのが一番です。

次亜塩素酸ナトリウムは家庭用の除菌スプレーの多くに含まれています。有名なものだと、台所用の「キッチンハイター」や衣料用の「ハイター」などに含まれています。

ただし、これらをノロウイルスの除菌用として使用する場合には、自分で調整する必要があります。というのも、そのまま使用すると濃すぎて手荒れを引き起こしてしまうからです。

ノロウイルスの除菌スプレーに関する記事もありますので、ご参照くださいませ。
⇒ ノロウイルスの除菌スプレー!作り方と市販品の両方を紹介!

 
しかし、次亜塩素酸ナトリウムを使うと腐食の可能性がある金属製品や、脱色が問題となる繊維製品等の消毒をする時には、アルコール消毒が適しています。

また、手を洗う際には石けんを使うのが一番効果的ですが、手洗いの効果を高めるために手洗い後にアルコールを使用すると、より効果が高くなります。

次亜塩素酸ナトリウム・手洗い・アルコールをうまく活用し、ノロウイルスの感染を防いでいきましょう。

 

■まとめ

ノロウイルスのアルコール消毒効果について振り返っておきましょう。

<ノロウイルスに対するアルコール消毒の効果がコレ!>
以前の見解:アルコール消毒は効果なし

現在の見解:一定の効果がある
⇒ あくまで補助的な役割。効果的な消毒効果を期待する場合は、次亜塩素酸ナトリウムを使うこと

 

以前はノロウイルスの消毒にアルコールは推奨されていませんでした。しかし、最近ではアルコール消毒でも一定の効果があると考えられています。

しかし、ノロウイルスの消毒には、現在も次亜塩素酸ナトリウムを使うことが基本とされています。そのため、アルコール消毒は補助的な役割として考えていくのが良いでしょう。

次亜塩素酸ナトリウムの使用によって、金属や繊維製品などに対してはデメリットもあることから、アルコールを活用することで消毒を行える範囲が広くなります。

次亜塩素酸ナトリウム・アルコールによる消毒に加え、手洗いをしっかりと行うことでノロウイルスの感染を防いでいきましょう!


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