ノロウイルスの除菌スプレー!作り方と市販品の両方を紹介!
「ノロウイルスの除菌スプレーはどんなものを使えばいいの??」
私がノロウイルスに感染したときに、母親がこんなことを言っていました。腹痛・下痢・嘔吐といった辛い症状を引き起こすため、家族への感染を防ぎたいとのこと^_^;
ノロウイルスは感染力が強く、なかなか死なないしぶとい菌なのです!100個以下の粒子でも感染し、酸・アルコール・熱にも強い強者。
そんなノロウイルスの感染を防ぐには、
除菌スプレーが効果的
です。除菌スプレーがあれば、こまめな対策ができますが、実際にどんなものを使うかは迷うところだと思います。
そこで今回は手作りと市販品の2種類の除菌スプレーをご紹介していきますね。
目次
■ノロウイルス除菌スプレーにはどんなものがあるの?
ノロウイルスの除菌スプレーは、
- 自分で作る
- 市販品を購入する
方法の2種類があります。
どちらを選ぶかはあなたの好みですが、
- なるべくお金をかけたくない場合は「自分で作る」
- 簡単・確実に行う場合は「市販品を購入する」
のが選択の目安です。
この両方の方法について、それぞれ詳しく見ていきましょう。
方法①:自分で作る場合
除菌スプレーはハイター(もしくはキッチンハイター)を使って自分で作ることが可能です。手作りをする場合で大切なのは、正しい濃度で作ることです。
除菌スプレーは用途別に濃度が2種類あります。そこで2種類の除菌スプレーの作り方をご紹介しますので、是非作ってみましょう!
どちらも用意するものは、
- ハイターまたはキッチン用ハイター
- ペットボトル
です。
ノロウイルスを除菌するためには、塩素系漂白剤(次亜塩素酸ナトリウム)を使用する必要があるので、ワイドハイター(酵素系漂白剤)は使わないようにしましょうね。ペットボトルは500mLと2Lのどちらでも大丈夫です(^^)
「嘔吐物や便を処理する場合」と「調理器具やドアノブなど手が触れる場合」では、必要な濃度が変わってくるので、用途に合わせて作りましょう。
【嘔吐物や便を処理する場合】
嘔吐物や便にはたくさんのノロウイルスが含まれているので、濃度の高い除菌スプレーが必要になります。ハイターの濃度0.1%(1000ppm)の消毒液を作りましょう。
<0.1%(1000ppm)の消毒液の作り方>
① ペットボトルに水を半分ほど入れます。
② 500mLペットボトルの場合は、ペットボトルのキャップ2杯分のハイター(10mL)を入れます。2Lペットボトルの場合は、キャップ8杯分のハイター(40mL)を入れます。
③ ペットボトルがある程度一杯になるまで水を入れ、よく混ぜ合わせれば完成です。
【調理器具やドアノブなど手が触れる場合】
手が触れる場所など日常の消毒で使う場合には、濃度を少し下げて作ります。ハイターの濃度0.02%(200ppm)の消毒液を作りましょう。
<0.02%(200ppm)の消毒液の作り方>
① ペットボトルに水を半分ほど入れます。
② 500mLペットボトルの場合は、ペットボトルのキャップ半分のハイター(2.5mL)を入れます。2Lペットボトルの場合は、キャップ2杯分のハイター(10mL)を入れます。
③ ペットボトルがある程度一杯になるまで水を入れ、よく混ぜ合わせれば完成です。
ハイターの原液に直接触れると皮膚が荒れる可能性があるので、注意をしましょうね。ゴム手袋を使用すると安全ですよ。
方法②:市販品を購入する場合
市販品を使うメリットは、確実なものを手軽に使えるという点です。
今回は市販の除菌スプレーで高い評価を得ている「チャーミスト」という商品をご紹介しますね。私が勤める病院でも使用しています!
チャーミストはあらゆるウイルスへの効果があり、流行性のウイルスや厄介な菌にも使える優れものです。試験結果でウイルスの除去率が99%と確認されており、病院や飲食店などプロの現場でも使用されています。
また、成分は次亜塩素酸ナトリウムのみであり、刺激や中毒性がないのです。そのため、万が一赤ちゃんが口に入れても大丈夫なほど安全性が高いという点も注目です。
手軽に高い除菌効果を得たい方は、一度試してみることをおすすめします。
全国の東急ハンズで販売されていますが、通販のショップか公式サイトでも購入することができます。通販ショップは梱包が雑である可能性があることや、なかなか届かないといったトラブルが口コミで報告されているので、そういったトラブルを避ける為に公式サイトが安心です。
■まとめ
ノロウイルスの除菌スプレーにはどういったものがあるかを振り返っておきましょう。
① 自分で作る場合
⇒ ハイターまたはキッチン用ハイターで作る
② 市販品を購入する場合
⇒ 評判が高いのが「チャーミスト」という商品
どちらを選択するか迷ってしまいますよね。選択の目安というと、それは…
- なるべくお金をかけずに除菌を行いたい場合 ⇒ 自分で作る
- 手間をかけずに効果的な除菌を行いたい場合 ⇒ 市販品を購入する
どちらにするかは、好きな方で問題ありませんよ。
ノロウイルスは簡単には死滅しないウイルスです。ノロウイルスを除菌するには、加熱による殺菌処理か次亜塩素酸ナトリウムを使用しなければなりません。
人から感染する場合には、嘔吐物や便、ドアノブなど直接手が触れる場所からの感染になるので、スプレーで除菌をしていく必要があります。
ノロウイルスの除菌対策をしっかり行い、感染を予防していきましょうね!
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タグ:ウイルス・細菌