二日酔いで下痢に…解消のポイント3選!
二日酔いの症状として代表的なのは吐き気と頭痛ですが、中には下痢の症状が現れる人もいます。
お酒を飲んだ日の翌日に一日休んでいられればいいのですが、仕事に行かなければいけない時に下痢になってしまっていると本当に困りますよね。
特に、電車で通勤している方はすぐにトイレに行けず、二日酔いによる下痢に苦しめられることになると思います。
また、仕事場に着いたはよいものの、会議やお客さんとのアポイントがある場合にトイレに何度も行くはめになるのは、絶対に避けたいですよね。
二日酔いで下痢になってしまった場合には、どのような対処をすればよいのか、また解消するポイントはあるのでしょうか?
そこで今回は二日酔いで下痢になる原因と解消方法についてご紹介します。
目次
■二日酔いの下痢を解消するには?
二日酔いの下痢を解消する3つのポイントをご紹介します。
どれも飲んだ次の日の朝できることなので覚えておきましょう。
【解消法①:下痢止めの薬を飲む】
一番手っ取り早い方法は薬で下痢を止めることです。
胃腸炎の場合は、ウイルスを体内に留めてしまうため下痢止めを飲んではいけないと言われますが、二日酔いの場合はウイルスとは関係ないので、下痢止めを使用しても問題ありません。
【解消法②:水分を摂る】
二日酔い解消には水分を多く摂ることが大切です。
その時に気をつけたいのは温かい飲み物を摂ることが重要です。
冷たいと胃腸を刺激してしまい、下痢を悪化させる原因にもなりますので気をつけましょう。
【解消法③:肝機能を回復させる食べ物を摂る】
柿、グレープフルーツ、リンゴなどの食べ物は二日酔いに効果があります。
柿に豊富に含まれるタンニンには、二日酔いの原因となる成分であるアセトアルデヒドの分解を促進する働きがあるため、特におすすめです。
そもそもどうして二日酔いで下痢になるのでしょうか?
その原因についてもご説明したいと思います。
■二日酔いで下痢になる原因とは?
二日酔いによる下痢はアルコールの影響で消化機能が低下することに原因があります。
飲酒すると、アルコール分解をするために脂質の消化吸収を助ける働きを持つ「胆汁」の生成が肝臓で間に合わなくなるという状況が生じます。
その結果、脂肪をうまく分解できなくなり、酒を飲んだ翌日に下痢になるということなのです。
また、アルコールが食道・胃・小腸を通って行く過程で胃粘膜を刺激し、消化器官の機能を低下させてしまうと言う原因も挙げられます。
お酒を飲んだ後に後悔するのではなく、飲む前の対策を少しでもできたらいいですよね。
続いて飲む前にできる予防方法についてもご紹介したいと思います。
■二日酔いの下痢予防法は?
二日酔いによる下痢の予防のポイントはお酒を飲む際のつまみを選ぶことです。
アルコールの刺激から守れるよう、胃を保護する食べ物を摂ることが大切です。
おすすめなのは以下の食品です。
チーズ : 乳製品には胃を保護する効果があります。
チーズに含まれる良質のタンパク質により、二日酔いの原因であるアセトアルデヒドを分解して肝臓の働きをよくする効果もあります。
チーズは特に二日酔いの後ではなく、予防としてつまみで食べるのが効果的です。
オクラ・納豆・なめこ :これらの食べ物に共通するネバネバの元となっている「ムチン」という成分は胃粘膜を保護するのに効果的です。
お酒を飲むときに絶対に避けたいのは、空きっ腹でアルコールを飲むことです。
お酒を飲むときはご飯を食べないという方も多いと思いますが、まずは枝豆などのおつまみでもいいので何か胃に入れてから飲み始めるようにしましょう。
■まとめ
二日酔いによる下痢の解消ポイントをもう一度振り返っておきましょう。
- 下痢止めの薬を飲む
- 水分を摂る
- 肝機能を回復させる食べ物を摂る
ことが主な解消ポイントです。
食べ物では、二日酔いの原因となる成分であるアセトアルデヒドの分解を促進する働きが強い「柿」が特におすすめです。
二日酔いで下痢になるということは、体内でアルコールをうまく消化できていないということなので、なってしまった場合は上記の対処となりますが、可能であればお酒を飲むときの「つまみ」にも気を遣うのがベストです。
チーズ・オクラ・納豆・なめこといった食べ物をお酒のつまみにすることで、二日酔いによる下痢症状を抑えるのに役立ちます。
飲み会ではつまみを意識して、翌日に不快な思いをしないように対策をしていきましょう!
タグ:二日酔い