花粉症で微熱が続くのはどうして?その原因がコレ!
「花粉症なのに微熱が続くんだけど・・・」
私の友人が花粉症なのですが、花粉症症状に加えて微熱が続いていました。最初は風邪かなと思っていたようですが、どうやら1週間以上も微熱があるとのこと(^^;)
花粉症というと、主な症状はくしゃみ・鼻水・目のかゆみですよね。ですが、実はそれだけではありません!
微熱が出るというのも、花粉症の症状の1つなのです。そこで気になるのが・・・
花粉症で微熱が続く原因
微熱が長く続く場合、もしかすると花粉症が原因かもしれません。それには、体が花粉を害のあるものと認識することが影響しています!
今回は花粉症で微熱が続く原因について見ていきましょう!
■花粉症なのに微熱が続く原因とは?
花粉症なのに微熱が続くのは、どうしてなのでしょうか?それは・・・
免疫反応が起こっているから
どうして発熱するのかというと、体内に細菌やウイルスなどの病原菌が侵入した時に、排除する必要があるためです。その際、体温を上げて免疫細胞である白血球を活発に働かせます。
つまり、微熱が続くのは、体の免疫機能によって外敵と闘っているというサインということ。
ですが、ここで1つ疑問が(・・?
花粉症は病原菌ではありませんよね。どうしてなのでしょうか?
花粉症はアレルギー反応です。アレルギーは本来体に害のないものを外敵とみなし、免疫機能が過剰に反応することによって起こります。
花粉症の場合は、花粉を害のあるものと誤って認識し、病原菌と勘違いしているということ。
この場合にも、体内では花粉を排除しようとする免疫反応が起こります。その結果、微熱が続くということになるのです!
免疫反応によるものであるため、微熱に加えて倦怠感を伴うこともあります。
微熱が続くと生活に支障が出てしまいますよね(^^;) 花粉症による微熱の対策はどうすればよいのでしょうか?
次の章で詳しく見ていきましょう!
■花粉症による微熱の対処法とは?
花粉症による微熱の場合、原因は細菌やウイルスではありません。そのため、解熱剤や風邪薬といった熱だけの対処をするのは×。
花粉への対処をする必要があるのです!具体的にどんな対処法があるのでしょうか?
主な対処法が次の2つ。それは・・・
- 花粉の侵入量を減らす
- 薬を服用する
それぞれについて、詳しく見ていきましょう!
① 花粉の侵入量を減らす
外的な要素として、体内に侵入する花粉の量を少なくする方法です。
微熱のみならず、くしゃみ・鼻水・目のかゆみといった花粉症の症状を抑えるのに役立ちます。
そのためには、日々の花粉症対策が重要です。特に大事なのがマスク・メガネ・服装の3つ。
マスクをすることによって、吸い込む花粉を大きく減らすことができます。なんと、吸い込む花粉の量を3分の1から6分の1に減らせるのです。
また、メガネをすることによって、目に入る花粉の量を減らすことができます。最近は花粉対策メガネが売られているので、ぜひ活用してみましょう!
服装に関しては、花粉が付着しにくい綿・ポリエステルの素材のものを選ぶと、家の中に持ち込む花粉を減らすことができますよ(^^)
② 薬を服用する
薬を選ぶポイントは、熱を下げるタイプではなく、アレルギー反応に対応する薬を服用することが大切。
花粉に対する反応を抑える薬の服用によって、熱を下げることができます。
体内でアレルギー反応を起こす物質であるヒスタミンの発生を抑えたり、発生したヒスタミンの働きを抑えるタイプの薬が多いです。
ドラッグストアなどで、手軽に市販薬を購入することができます。ただし、市販薬よりも医療機関から処方される処方薬の方が効果が高いです。
そのため、微熱の症状がしんどいという場合には、医療機関を受診することがオススメ。
花粉の侵入量を減らすこと・薬を服用することを行い、花粉症による微熱をしっかり対策していきましょうね!
■まとめ
花粉症で微熱が続く原因について振り返っておきましょう。
免疫反応が起こっているから
体内に細菌やウイルスが侵入すると、体の免疫反応が働きます。その際に、体温を上げることで、免疫反応を活発化させるのです。
本来は細菌やウイルスといった病原菌の侵入によって、免疫反応が働きます。しかし、花粉を病原菌と誤って認識し、体温を上げて排除しようとするのです。
これが花粉症によって、微熱が続く原因。花粉症で微熱が続くって意外ですよね(^^;)
冒頭で紹介した私の友人は、早速医療機関を受診し、花粉症の薬を服用し始めました!すると、続いていた微熱が無事に下がったのです。
微熱が続いている場合、原因が花粉症である可能性も頭に入れておきましょうね!
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