平熱が37度以上だと異常?その答えがコレ!
「平熱が37度以上だと、体に異常があるの??」
平熱が37度以上の友人がいます。体調に問題はないけれども、高い値だから非常に気になっているとのこと(^^;)
通常37度の体温があると、微熱がある状態と言われます。しかし、平熱が37度以上の人はどうなのでしょうか?
そこで気になるのが・・・
平熱が37度以上だと異常なのかどうか
体温は個人差があるものですが、37度以上となると気になるもの。その答えをお伝えしていきますね(^^)
今回は平熱が37度以上だと異常なのかどうかについて見ていきましょう!
■平熱が37度以上なのは問題あり?
平熱が37度以上なのは、体に何か異常が起こっているのでしょうか?その答えは・・・
異常ではない
平熱が37度以上あっても、異常ではありません。ただし、体調面に問題がない場合です!
感染症の予防や措置に関する法律である“感染症法”では、発熱に分類されるのが37.5度以上。このことからも、37度台前半であれば平熱の範囲内に分類され、問題がないことが示されています。
また、同じ体温であっても、人によって発熱である場合とそうでない場合があります。発熱かどうかの基準は、平熱との差で考えることが大切。
例えば同じ37度の体温でも、平熱が35度台の人であれば発熱の可能性が高いですが、平熱が37度以上の人であれば、発熱ではありません。
発熱の目安として、平熱よりも1度高い状態と考えておきましょう!
体温は人によって違うだけでなく、同じ人でも1日の間に変わります。
次の章では、1日の体温の変化について見ていきましょう!
■1日の間で体温が変わる!?
1日の間で体温は、どんな変化があるのでしょうか?その特徴は・・・
早朝は低く、夕方は高い
体には24時間単位の体温リズムがあります。平熱は測定する時間帯によって変化するのです。
睡眠中はリラックスモードであるため早朝は低く、活動モードである夕方は高いという傾向があります。
体温は日内で変動するため、1回だけの体温測定で平熱とするのは適切ではありません。そのため、自分の平熱を知りたいときには、複数回同じような時間帯で計るようにしましょうね!
また、食事をすると体温は上がります。食事の影響を受けないよう、食前や食間に測定するのが適切です。
最もオススメなのが起床直後!
その理由は、環境による影響を受けにくいから。食事や活動による影響を避けることができ、正確な値を測定するのに適しています。
平熱が37度以上だと、問題があるどころか大きなメリットがあります。
次の章で詳しく見ていきましょう!
■平熱が高いメリットとは!?
平熱が高いと、どんなメリットがあるのでしょうか?大きなメリットは・・・
病気になりにくいこと
平熱が高いことによって、免疫力が高まります。病原菌から体を守る免疫細胞が活発化するため、病気になりにくいのです。
平熱の体温が37度の人は、36度の人よりも免疫力が高いです。平熱が1度上がると、なんと免疫力は500〜600%も上がると言われているほど。
病気になった時に熱が出るのは、体温を上げて細菌やウイルスをやっつけるためなのです。つまり、平熱が高いということは、病原菌を排除する力が強く、病気になりにくい体質だということ。
逆に体温が低い人と、病気になりやすいです。風邪を引きやすいというのも、免疫力が関係しているんですよ!
また、体温が高いということは代謝がよいため、太りにくい体質でもあります。
平熱が37度以上でも、体調面に問題がなければ心配ありません!むしろ病気になりにくい体質とプラスに考えていきましょうね(^^)
■まとめ
平熱が37度以上だと異常なのかついて振り返っておきましょう。
異常ではない
体調面に問題がない場合は、平熱が37度以上でも心配する必要はありません!
むしろ病気になりにくいという大きなメリットがあります。それは、平熱が高いほど免疫力が高くなり、病原菌を排除しやすいのです。
以上のことを冒頭で紹介した37度以上の友人に話した結果、すごく安心してくれました! 「今までマイナスだったイメージがプラスになったよ!」という嬉しい言葉が(^^)
平熱が37度以上というだけで、何かの病気ということはありません。逆にメリットが多いことをプラスに受け止めていきましょうね!
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