春の頭痛の原因とは?頭に入れておきたい3つのポイント!
「春になるとなぜか頭痛が頻繁に起きるんだよな・・・」
そんな悩みをお持ちの方もいると思います。春に頭痛が起こりやすいのは気のせいなのでしょうか?いえいえ、そうではありませんよ。
それには、春特有の季節的な要因が潜んでいるためです。気候においてもその他の環境においても、春は変化の多い季節なので、その分頭痛も出やすくなる季節なんですね。
春はポカポカした陽気に誘われて、何処か外へ出たくなるもの。そんな時に頭痛で悩まされるのは勿体ないですよ。
春に頭痛が起こる原因ついて知っておき、改善していきましょう。
そこで今回は春に頭痛が起きてしまう原因とその対策についてご紹介したいと思います。
目次
■春に頭痛が起こりやすい原因とは?
春に頭痛が起こりやすい原因として主に3つを上げることができます。
一つずつ詳しく解説していきましょう。
【原因①:気温差が激しい】
気温差によって頭痛が起こるのは、体の防衛システムによるものです。
人の視床下部には体内環境を一定にする調整機能がありますが、気温差が激しいとこの視床下部へのストレスが大きくなります。そのストレスを軽減するために、脳内の神経伝達物質である「セロトニン」が体の中で使われます。
セロトニンが不足することで血管が拡張し、血管の周囲の神経に触れることで頭痛が起きます。
そのため、朝と夜の気温差が激しい春は頭痛が起こりやすい季節となります。
極端な例で言えば、関東の内陸部では1日の気温差が20度近くを記録したところもあり、体がついていくのに困難を覚える季節なのがよくわかります。
【原因②:花粉症】
花粉症が頭痛の原因となることもあります。
花粉症の主な症状の一つが鼻水ですが、鼻づまりによって脳に十分な酸素が行き届かないと頭痛が起こることがあります。
また、花粉症によって鼻の奥の血管が炎症によって拡張することもあります。それが、血管が神経に触れることでも頭痛が生じることがあります。
【原因③:ストレス】
ストレスによる自律神経の乱れも頭痛の大きな原因の一つです。
自律神経は内臓・血管などの働きをコントロールし、体内の環境を整える神経のことです。
ストレスによって自律神経が乱れることで脳への血流が悪くなるためです。また、肩や首の血流も悪くなって筋肉が固くなることも頭痛につながる原因です。
春は卒業、入社、異動、転勤といった環境の変化でストレスを感じやすい季節のため頭痛も起こりやすくなります。体がストレスを感じると、交感神経が優位になってリラックスできない状態が続き、自律神経が乱れることで頭痛へとつながるのです。
それでは春の頭痛の原因が分かれば、自ずと解消方法も見えてきますね。そう、その原因を消し去ることを目指せば良いのです♪
続いて春の頭痛対策はどうすればよいかを見ていきましょう。
■春の頭痛対策はどうすればいい?
上記でご紹介した春の頭痛の原因3つに効く対策をそれぞれご紹介していきます。
【対策①:気温差への対策】
気温差が原因の頭痛には服装によって、体感を温度調整することで対策しましょう。
服選びに悩んでしまうことの多い春ですが、脱ぎ着の調整ができるようにカーディガンやストールなどを持ち歩くことがおすすめです。
【対策②:花粉症への対策】
花粉症による頭痛の対策は、何よりも花粉症そのものの対策を行いましょう。
抗アレルギー薬や経口薬によって鼻の症状を和らげることで頭痛も改善することができます。
また病院で診断を受けることによって頭痛が鼻の症状から来ているのか、薬の副作用によるものなのか判断することができるので、自己判断よりも病院へ行くのがおすすめです。
【対策③:ストレスへの対策】
ストレスが原因の場合はストレスの原因となっていることについて分析をして、解消するようにしましょう。
ストレスの原因そのものを取り除くことは難しいかもしれませんが、休息の時間を多めに取ったりリラックスする方法を見つけることが頭痛対策へも繋がります。
■まとめ
春の頭痛の原因について振り返っておきましょう。
1) 昼夜の気温差が激しい
2) 花粉症
3) ストレス
春に頭痛が起こりやすいのは、たまたまではないんですよ。上記に挙げたようなきちんとした春特有の体のメカニズムが原因だったのです。
私は花粉症持ちなのですが、鼻づまりがひどくてその時期はいつもより頭痛が多かったような気がします。そのため、次の春シーズンは花粉症対策をしっかりと行い、頭痛が起こらないようにしていくつもりです!
特に昼夜の気温差が原因による頭痛は誰もが起こる可能性があるので、しっかりと対策をしていきましょうね。
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