頭痛が後頭部から首まで出る!考えられる原因はこの2つ!
「頭痛が後頭部から首まで出るのは、どんなことが原因なの??」
実は頭痛は頭の様々な部位で起こる可能性があり、後頭部から首まで起こるというのも頭痛の一種なのです。
後頭部から首にかけて締め付けられるような重苦しい痛みが出る場合、我慢できないほどではないため、一旦症状が落ち着いてしまうと、つい対処が遅れがちに・・・
頭痛は色々な不調と関連している場合が多いですが、頭痛が後頭部や首まで広がっている場合には、どんな原因が考えられるのでしょうか?
この種の頭痛は身体的・精神的なストレスが複雑に関係していると考えられているので、生活習慣の改善によって痛みが治まることが大半。そのため、年齢や性別は関係なく、誰もが発症する可能性があるのです!
今回は頭痛が後頭部から首まで出る原因について見てていきましょう!
目次
■頭痛が後頭部から首までの原因は?
頭痛が後頭部から首にかけて現れる場合、偏頭痛もしくは緊張型頭痛の可能性が高く、頭痛全体の80%以上をこの両者が占めています。
頭のどこか特定の部分(後頭部や側頭部など)を中心に痛みがあるのが偏頭痛、後頭部から首の付け根にかけて全体的に痛むのが緊張型頭痛。
頭痛が後頭部から首にかけて現れる場合には、この頭痛のどちらかもしくは両方が影響している可能性があります。
偏頭痛と緊張型頭痛の2つの頭痛には、それぞれ特徴があります。適切な対処につなげるためにも、原因や対処を知っておくことが大切。
まずは偏頭痛から見ていきましょう!
■偏頭痛の原因と対処法とは?
まずは後頭部における偏頭痛について見ていきましょう。
【原因】
偏頭痛は心理的な要素が関係している場合が多く、ストレスや生活習慣の乱れなどが要因となります。
稀に脳腫瘍などの重大な脳疾患の前兆である場合もあります。
【症状】
首の部分から後頭部まで痛みが出る可能性があります。右の後頭部、又は左の後頭部のどちらかに痛みを感じる場合が多いです。
ひどい場合には、頭全体に痛みを感じることも(;_;)
痛みは脈に合わせた痛みであることが多く、ひどい場合には吐き気を感じたり、実際に嘔吐につながる場合もあります。
【対処法】
偏頭痛の原因は脳内の血管の拡張によるものなので、脳への刺激を避け、血管を収縮させるようにすることが大切です。
強い光や音によって血管の拡張を促してしまわないよう、痛みがある時には暗い場所で安静にするようにしましょう。
カフェインには血管収縮作用があるため、痛みを抑えるためにコーヒーを飲むのも効果的。
続いてもう一つのタイプの頭痛である緊張型頭痛についても見ていきましょう!
■緊張型頭痛の原因と対処法とは?
緊張型頭痛についても同じく解説していきます。
【原因】
パソコンを長時間使うなどの無理な姿勢を長時間続けた時の身体的ストレスから来る場合と、精神的に緊張した状態が続くことから来る精神的なストレスから来る場合があります。
【症状】
頭の後頭部から首にかけての痛みが特徴です。
痛みは締め付けられるような、圧迫感に似た痛みで我慢できないほどの激しい痛みにはなりませんが、反復して毎日痛みが起こる場合もあり、首や肩のこりが伴う場合も多いです。
吐き気につながることは少ないですが、めまいを感じる場合があります。
【対処法】
首の筋肉の疲労により脳へ流れる血流が悪くなっていることが原因のため、血行を良くすることが改善のポイントです。
湯船につかることで全身の血行を良くするのは、特に効果的な方法です。首を回す・伸ばすといったストレッチも首の血流を良くするのに役立ちます。
寝て起きても痛みが残る場合は、首に負担をかける枕が原因の可能性もあります。枕のことをあまり意識したことがない方は、一度考えてみることが必要かもしれません。
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2つの頭痛のタイプを併発している方も稀にいますので、身体的・精神的にストレスをかけないような生活習慣に改善をしていくことが大切ですよ(^^)
■まとめ
頭痛が後頭部から首にかけて現れる場合について振り返っておきましょう。
① 偏頭痛
② 緊張型頭痛
偏頭痛は右の後頭部、左の後頭部など頭のどこかの部分に痛みを生じるのが特徴であり、ストレスや生活習慣の乱れが主な要因。
緊張型頭痛は体に負荷のかかる姿勢を長時間続けて起こる身体的要因と、精神的なストレスによって起こる精神的要因の2つの要因があります。
両方の原因ともに、ストレスのかかる生活習慣が原因ですので、生活習慣の改善が最も効果的。
ストレッチを定期的に行う、適度な息抜きをするなどによって、身体的・精神的ストレスを軽減させていきましょう!
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