朝起きると喉が痛い!原因には呼吸が関係!?
「寝るまでは何ともなかったのに、朝起きると喉が痛い・・・」
そんな症状が起こりやすいということはありませんか?
私の友人は朝の喉の痛みに悩まされることが多いと言っています。風邪でもないのに、朝に喉が痛くなりやすいのは何か原因があるのかなと思い、その原因を調べてみました!
寝ている間は喉を傷めやすい環境にありますが、頻繁に朝に喉が痛いという場合は要注意!それには…
喉を痛めやすい呼吸
を行っていることが関係しているのです。
それがどういうことなのか詳しく見ていきましょう。
■朝の喉の痛みが起こりやすいのはなぜ?
朝起きたら喉が痛いということが多いという方は、寝ている時に鼻呼吸ではなく、
口呼吸
をしている可能性が非常に高いです。
起きている間は口呼吸をしていても、自然と喉が乾いて水分補給できるので、喉が痛くなるのは避けることができます。しかし、寝ていると気づかないので喉が乾燥したままの状態になり、喉の痛みにつながってしまいます。
そもそもどうして喉が乾燥すると、痛みにつながるのでしょうか?
乾燥した喉は、粘膜にウイルスや細菌がつきやすくなっています。喉の粘膜に付着した細菌やウイルスが炎症を引き起こすことで、痛みの原因となるのです。
喉が乾燥している状態が続くと、風邪をひきやすくなるので、慢性的に喉が痛い風邪の症状が続くという人もいます。喉が弱っている時に口呼吸で喉が乾燥して…と悪循環になってしまいます。
とはいうものの、自分自身で口呼吸をしているかどうかはわからないですよね。家族と暮らしていないと、自分の寝ている状態を客観的に見ることができない…
「普段は鼻呼吸だから、寝ている間も鼻呼吸だよ」と思われるかもしれません。ところが、寝ている時に無意識に口呼吸に変わっている可能性があります。
次に、自分が口呼吸しているかを判断する方法についてご紹介していきますね。
■あなたは口呼吸をしている?
自分が口呼吸をしているかチェックする以下の項目があります。
下記の項目に当てはまっていないかどうかチェックしてみましょう。
☑ 睡眠中にいびきをかいている
☑ 夜中に目が覚めることが多い
☑ 起きたときに喉がヒリヒリと張り付く感覚がある
☑ 集中していると口を開けてしまう
☑ 唇が乾燥しやすい
☑ 鼻の穴を意識して動かすことが難しい
☑ 運転中や会議中の眠気が強い
以上の項目に半分以上当てはまれば、口呼吸をしている可能性が高いです。
また、寝ている時に口呼吸をしている人は、起きている間も口呼吸である可能性が高いと言われています。ただし、呼吸は無意識に行っているので、口呼吸に切り替わっていることを気付くことができない場合が多いです。
寝ている間は意識的に呼吸法を変えることは難しいので、まずは起きている間に鼻呼吸に変えるように意識してみましょう…とはいっても明日からすぐに鼻呼吸へと変えることはほぼ無理だと思います。
そこでまずは喉の痛みを改善するために、すぐできる対策についてもご紹介したいと思います。
■今すぐできる対策とは?
起きた時の喉の痛みを防ぐのに一番簡単な方法は、
マスクを着けて寝る
ことです。
マスクをして寝ることのメリットとして、
- ウイルスの侵入を防ぐ
- 喉の乾燥を防ぐ
ことです。口を開けて呼吸していてもウイルスが体内へ入りづらくなり、マスク内では湿度を保てるため、喉の乾燥を防ぐこともできる優れものです。
マスクの効果を最大限に発揮させるためには、鼻や顎のあたりも隙間が開かないようにぴったりとフィットするものを選ぶようにしましょう。
睡眠用のマスクとして濡れフィルターが内臓されているものや、眠りの妨げにならないよう肌触りの良いマスクなども販売されているので是非活用したいですね。
⇒ マスクをして寝ると喉に良いって本当?その効果を徹底究明!
■まとめ
朝に喉が痛い原因について振り返っておきましょう。
寝ている時に口呼吸をしているから!
寝ている時の口呼吸によって喉が乾燥
↓
喉の粘膜にウイルスや細菌がつきやすくなる
↓
細菌やウイルスが喉の炎症を引き起こす
↓
朝の喉の痛み
朝に喉が痛いのは、口呼吸が主な原因です。まずは自分が口呼吸になっていないかをチェックしていきましょう。
口呼吸は無意識になってしまうため、すぐに直すのは困難です。すぐに対策をしたいという場合には、一度マスクを着けて寝ることをオススメします。
私の友人は湿度が低い時にはマスクをして寝るとのことです。それで朝の喉の痛みはかなり改善されたと言っていました。慣れないうちはマスクをすることに違和感があるかもしれませんが、朝の喉の痛みと比べると苦痛にはならないと友人は言っていました。
口呼吸の対策を行い、朝の喉の痛みを解消していきましょう!
⇒ 口呼吸を治す方法とは?原因別の対処法はコレ!
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