水洗顔でニキビが悪化!?やってはいけない人がいる?
毎日の洗顔、どんなふうに行っていますか?
「なるべくお肌への刺激を少なく!」そう心がけている人も多いはず。
美容においてもオーガニックスタイルが流行している中で、水洗顔を取り入れている人も多くいるようです。
単純に「お肌によさそう」なイメージに加え、環境への負荷も低く、また高価な化粧品を購入しなくても始められる&続けられるからお財布にも優しい…そんな利点の多さも人気拡大に一役買っているようです。
しかし、どんな美容法や健康法においても言えることですが、いかなる悪影響もなさそうなイメージのある「水洗顔」についても、やはり肌質によって向き・不向きがあるのです。
水洗顔によってニキビを悪化させてしまうことがあるのです。
「お肌によさそう」だからこそ始めた水洗顔のために、却ってひどい肌トラブルを招くことになることも。
そこで今回は水洗顔が効果的な人・避けたほうがよい人の特徴と、お肌のために知っておくべきその理由についてご紹介していきます。
目次
■水洗顔でニキビが悪化する人とは?
水洗顔が有効なのは皮脂量がそこまで多くない人の場合です。
- 思春期ニキビの方
- 脂性肌の方
は水洗顔は向いておらず、逆効果になってしまう場合があります。
上記のような肌質の方の場合、水洗顔では皮脂を落としきれず、過酸化皮質が溜まってしまうのです。
汚れが落ち切らずずっと肌に付着した状態が続くと、ニキビが悪化したり、毛穴が詰まって肌全体が汚い印象になったりしてしまいます。
水洗顔をしてみて、顔にぬるっとした感覚が残る場合には、皮脂が十分に落とせていないということです。
それでは水洗顔が向かない人は、どんな肌ケアが合っているのでしょうか?
水洗顔が向かないニキビ肌の人の洗顔方法をご紹介したいと思います。
■水洗顔が効果的な人とは?
多くの女性の方が入念なお肌のケアをしたり、化粧品にもこだわりをもっていると思います。
しかし、こまめな肌のケアを行っているにも関わらず、肌の調子が良い方向にいかない、肌の調子が悪くなってきたということがあるかもしれません。
そんな方には水洗顔が有効です。
実は過酸化脂質や皮膚の汚れは水溶性であり、水で十分に洗い落とすことができます。
過酸化脂質とは皮脂が酸化されて、皮膚細胞の破壊・かぶれ・シミ・ソバカスなどの原因となるものです。
洗顔料によって、かえってダメージをうけているように思える場合には、水洗顔のナチュラルな方法を試して肌の状態を見てみてください。
脂っぽくなったり、乾燥したりということがなく、良い状態に整ってくるのを実感できるはずです。
しかし、例外のケースもあります。
水洗顔によってニキビが悪化してしまう場合もあるので要注意です。
どんな場合にそうなってしまうのかを詳しくご説明していきます。
■ニキビ肌の人の洗顔方法
ニキビ肌の人は水洗顔を取り入れる代わりに、次の3つのポイントを意識して洗顔をしてみましょう。
【ポイント①:1日2回】
脂性であっても洗いすぎも、肌にとっては良くありません。
朝と夜で1日2回洗う程度が適切な回数と言えます。
【ポイント②:ぬるま湯で洗う】
ニキビができやすい肌は、ダメージにも気を遣ってあげる必要があります。
水や熱いお湯は肌に負担をかけやすいため、人肌の温度に近いぬるま湯で優しく洗うようにしましょう。
【ポイント③:顔料のすすぎは確実に】
髪の生え際やあごなどはすすぎが足りず、洗顔料の泡が残ってしまうということがありがちです。
洗い残しは菌が繁殖する原因となりますので、すすぎはしっかりと行いましょう。
■まとめ
水洗顔が効果的な人、逆に水洗顔でニキビが悪化してしまう人の特徴について振り返ってみましょう。
- 水洗顔OK : 皮脂量がそこまで多くない方
- 水洗顔NG : 思春期ニキビの方、脂性肌の方
皮脂の分泌が多い肌質の場合、水洗顔では皮脂を落としきることができず、それが酸化してできる汚れが肌表面に残留したり、毛穴が詰まったりして、もともとあったニキビやくすみなどの肌トラブルを更に悪化させる原因となることがあります。
思春期のニキビ肌・脂性肌については、
- 洗いすぎもダメ!朝晩1~2回洗う程度に
- 冷たい水や熱いお湯は避け、ぬるま湯で優しく
- 洗顔料の泡残り等がないようすすぎをしっかりと
の3点に注意して、毎日の洗顔を行うようにしましょう。