ウイルス性胃腸炎の対処法とは?知っておくべき2つのステップ!

03e51c0344ac1efc86b5c6a6933421d5_s
「ウイルス性胃腸炎になったら、どう対処していけばいいの??」

私は過去にウイルス性胃腸炎になりました!下痢と嘔吐がひどく、どんな対処をすればいいのか悩んだ記憶があります(;_;)

 
ウイルス性胃腸炎になると、発熱・腹痛・下痢・嘔吐などの症状に苦しめられます。このような辛い症状が出た場合には、どうすればよいのでしょうか?

ウイルス性胃腸炎の対処法は、次の2ステップが効果的!それは・・・

  • 水分補給
  • 消化のよい食べ物の摂取

この順番を守ることが非常に大切!逆にすると、胃と腸を刺激して嘔吐の原因になってしまいます(;_;)

今回はウイルス性胃腸炎対処法について見ていきましょう!

スポンサードリンク


■ステップ①:水分補給

039905
ウイルス性胃腸炎になった場合に、まず大切なのが水分補給

水分補給と言っても、ただの水でだと十分ではありません。水分だけではなく、電解質(塩分・カリウムなど)の補給も大切です。

そのため、電解質を含んだ水分の補給を行うようにしましょう!

 
嘔吐や下痢によって、電解質と水分の両方が失われます。失われた分は、外から補給することが必要なのです。

電解質と水分を同時に補給するために、オススメなのが経口補水液

経口補水液で有名なのが、大塚製薬の「OS-1」という商品。スーパーやドラッグストアなどで手軽に入手できますよ!

経口補水液とは、電解質や糖質をバランスよく配合し、脱水状態を改善させるのに最適な飲料。飲む点滴のようなイメージです(^^)

糖質が控えめで塩分が多いのが特徴的。

一方、スポーツドリンクは糖質が多くて塩分が少ないです。そのため、ウイルス性胃腸炎の対処という意味では、経口補水液からの水分補給を推奨します!

 
水分補給量の目安は下記です。

<1日の水分摂取量の目安>
・乳児(1歳未満):体重1kgあたり30~50mL
・幼児(1歳〜小学校入学前):300~600mL
・小学生以上:500~1.000mL

 

吐き気が続いている場合、一度に多く飲むと吐いてしまう可能性があります。そのため、少しずつ飲むようにしましょう!

小さじ1杯(約5mL)で2〜3回程度飲んで大丈夫であれば、次は10~20mLの少量を2〜3回といったように、徐々に量を増やしていきます。

それで問題がなければ、嘔吐に注意をしながら量を増やしていくことで問題ありません。

 
もしも、経口補充液やスポーツドリンクがなければ、家庭で代用することもできます。「湯冷まし1L+砂糖40g+食塩3g」の分量で作りましょう。

ただし、この方法ではどうしてもカリウムが不足しています。あくまで代用品と考え、経口補充液に切り替えた方がよいです。

 
水分補給が問題なくできるようになった場合、2つ目のステップに移行します。

続いて、消化のよい食べ物の摂取について見ていきましょう!

スポンサードリンク


■ステップ②:消化のよい食べ物の摂取

food_rice_okayu

腹痛・下痢・吐き気といった症状が落ち着いてきたら、食べ物の摂取に移行します。

ここで注意しておきたいことがあります。それは・・・

胃と腸に負担をかけないこと

そのためには、消化のよい食べ物を選ぶ必要があります。食べていいもの・避けるべきものそれぞれについて、ご紹介していきますね!

【食べていいもの】
・おかゆ
・おもゆ(重湯)
・すりおろしリンゴ
・豆腐
・野菜スープ

【避けるべきもの】
・ニラ
・ニンニク
・きのこ
・コンニャク
・海藻類
・柑橘類(ミカン、グレープフルーツなど)
・乳製品
・菓子類

 

消化のよい食べ物を積極的に摂取することが大切です。

上記のような繊維質に富む食べ物・脂肪分を多く含む食べ物・刺激の強い食べ物は、胃と腸に負担をかけてしまいます。これらは避けるようにしましょう!

 
一回に摂取する量を少なくし、一日に5~6回に分けて食べることによって、胃腸への負担を軽くすることができます。

また、食材だけでなく調理方法にも注意が必要です。

食材は細かく切るとともに、よく煮込んで柔らかくすることが大切。加えて、油分や香辛料を多く使った調理法は胃と腸に刺激を与え、嘔吐や下痢を起こしやすくなるので避けましょうね!

 

■まとめ

ウイルス性胃腸炎の対処法について振り返っておきましょう。

<ウイルス性胃腸炎の対処法はコレ!>
ステップ①:水分補給
⇒ 経口補水液を補給しましょう!

ステップ②:消化のよい食べ物の摂取
⇒ おかゆ・おもゆ・すりおろしリンゴ・豆腐・野菜スープなどを摂取しましょう!

 
嘔吐や下痢によって、電解質と水分の両方が失われていきます。電解質と水分をバランスよく補給できるのが経口補水液。

そのため、ウイルス性胃腸炎の水分補給の際には、なるべく経口補水液を選ぶようにしましょう!

水分補給が問題なくできるようになったら、今度は食べ物の摂取に移行します。ただし、胃と腸に負担をかけないように、消化のよい食べ物を選択することが大切。

私がウイルス性胃腸炎になった時は、これらの対処法が頭に入っておらず、早い段階で食べ物を食べてしまいました。嘔吐の原因になったので、私と同じことをしないようご注意くださいませ(^^;)

ウイルス性胃腸炎の対処法を頭に入れ、早期の改善を目指していきましょう!

(Visited 1,033 times, 1 visits today)

スポンサードリンク


コメントを残す

CAPTCHA


サブコンテンツ

このページの先頭へ