口呼吸と鼻呼吸の違いとは?決定的なのはコレ!
「口呼吸と鼻呼吸って何が違うの?」
体格の良い私の友人が、寝ているときに口呼吸になり、大きな音のいびきをかくことが多いとのこと…そういう時には、朝起きるとたいがい体の調子が悪いようです。
いびきをかく以外にも、「呼吸の仕方によって、大きな違いなんてあるのかな?」 と思われる方もいるかもしれません。ところが呼吸の仕方1つでも、
体に大きな影響
を及ぼします。呼吸をする部位以外にどういった違いがあるのか、具体的に知っておきたいですよね。
そこで今回は口呼吸と鼻呼吸の違いについてご紹介したいと思います。
目次
■口呼吸と鼻呼吸の主な違いとは?
口呼吸と鼻呼吸の主な違いはどういったことなのでしょうか?それは・・・
免疫力を左右する
ということ。口呼吸は免疫力を低下させ、鼻呼吸は免疫力を向上させます。
人の体はそもそも口で呼吸するようにはできていません。鼻は呼吸器、口は消化器であるため、本来の呼吸器ではない口を使って呼吸をすることによって、様々な弊害が出てくるのです。
口呼吸をすることにメリットはありません。具体的にどういったデメリットがあるのかをご説明していきますね。
■口呼吸のデメリットとは?
口呼吸のデメリットについて1つずつ見ていきましょう。
① 風邪をひきやすくなる
1つめは風邪をひきやすくなるということです。
鼻呼吸の場合、鼻の中の粘膜と鼻毛がフィルターの役割を果たします。この2つがウイルスの半数以上をガードするのです。
それに対し、口呼吸は風邪のウイルスがダイレクトに入ってくるため、風邪をひきやすくなります。
② 口臭や虫歯の原因になる
口呼吸は口臭や虫歯の原因にもなります。
口呼吸になると口の中が乾燥し、唾液の量が少なくなります。唾液は口内の細菌を殺す役割があるため、それができなくなって口臭の原因となります。
唾液量が減るということは、免疫力も低下することであるため、虫歯への耐性も低くなってしまいます。
③ 眠りが浅くなる
口呼吸は眠りを浅くする原因にもなります。
寝ている時に口呼吸になっている人はいびきをかいている可能性が高いです。その結果、眠りが浅くなって良質な睡眠が取れなくなります。
そうすると、免疫力が下がって風邪などのウイルスにかかりやすくなります。
ここまでで具体的なデメリットがお分かりいただけたかと思います。
デメリットしかないと言われると、すぐに直さなきゃいけない…という気持ちになってきたのではないでしょうか?
口呼吸のデメリットを全て解消してメリットとできるのが鼻呼吸です。続いて、鼻呼吸によるメリットを具体的に見ていきましょう。
■鼻呼吸のメリットとは?
鼻呼吸のメリットについて1つずつ見ていきましょう。
① 風邪をひきにくくなる
鼻呼吸をすることで、鼻の中の粘膜と鼻毛がフィルターの役割を果たし、ダイレクトにウイルスやほこりを吸い込まなくなります。
その結果、風邪のウイルスなどの繁殖を抑えることができます。
免疫力が向上するため、風邪やその他の病気にかかりにくくなるのです。
② 口臭や虫歯を防ぐ
鼻呼吸の時は口を閉じているため、口の中が乾燥しにくくなります。口内の細菌を殺す役割を果たす唾液の量を多く維持することができ、口臭の予防につながります。
また、唾液による免疫がしっかりと働くことで、虫歯を予防する効果もあります。
③ 熟睡できる
鼻を通すことで適度な湿気が肺に送り込まれるため、呼吸が安定して深い睡眠がとることができます。口を閉じているので、保湿された空気が体内で循環され、熟睡できるようになります。
熟睡できるということは、体の免疫もしっかりと働くようになるということです。
また、いびきをかきにくくなるため、朝起きると喉が乾燥して痛いということも防ぐことができます。
■まとめ
口呼吸と鼻呼吸の違いについて振り返っておきましょう。
免疫力に影響を及ぼすこと!
鼻呼吸をすべき理由として、
① 風邪をひきにくくなる
② 口臭や虫歯を防ぐ
③ 熟睡できる
これら3つに共通することは、鼻呼吸をすることによって免疫力が向上するということです。
口呼吸をすることによるメリットは残念ながらありません。体に良い影響を与えるためにも、鼻呼吸をしていきましょう!
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