高齢者の脱水症状の対策はどうすればいい?

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前回は子供が脱水症状になりやすい傾向がある旨をお伝えしました。
前回記事はこちらから。

基礎代謝の減少などにより、高齢者も脱水症状になりやすい傾向
にあります。

夏の暑い時期になると、高齢者脱水症状で搬送される旨のニュース
を毎年のように見ますよね。

なぜ高齢者は脱水症状を起こしやすいのか?どうすれば回避できるのか?
についてお伝えします。

 

■高齢者が脱水症状を起こしやすいのはなぜ?

高齢者が脱水症状を起こしやすい理由をまとめました。

【理由①:筋肉の量が少ない】

高齢者は年々筋肉の量が少なくなっていきます。

筋肉は体でもっとも多く「体液」を含んでいる場所です。

そのため、筋肉が少なくなれば、体液も少なくなります。

結果として、脱水症状を起こしやすくなってしまいます。
 

【理由②:喉の渇きを自覚しづらい】

高齢者は喉の渇きを自覚しづらいです。

これは脳の視床下部の口渇中枢という場所の機能低下が関わっています。

体液が少なくなっても、喉の渇きを自覚しづらくなってしまうのです。

喉の渇きだけではなく、暑さ、寒さにも鈍感になります。

喉が渇いているかわからないと、水分を摂取する機会が減ってしまうので、
脱水症状を起こす可能性が高くなるのです。
 

【理由③:食事の量が減る】

私たちは1日700ml程の水分を食事から摂っています。

高齢者は、噛む力・飲み込む力が弱くなる、入れ歯が合わないなどの理由
によって、昔ほど量を食べられなくなることが多いです。

そうすると、全体的な食事の量が減り、食事から摂取できる水分の量
が減ってしまうのです。
 

【理由④:腎臓の機能の低下】

子供は腎臓が未発達で脱水症状に起こりやすいのですが、高齢者は腎臓
の働きが低下する
ために脱水症状が起こりやすくなります。

腎臓で水分、電解質を再吸収する必要がありますが、年齢が高齢になると
抗利尿ホルモンの分泌低下や動脈硬化により、腎機能が衰えていきます。

これにより、水分や電解質が失われ、脱水症状を起こす危険性が
あるのです。

他にも、トイレの回数が気になって、水分を摂取しなくなることなど
が挙げられます。

 

■高齢者の脱水症状のサイン

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子供と同様に、高齢者が脱水症状になったことを気づくのが
遅れがちですので、周囲が気を使ってあげるようにしましょう。

では、高齢者の脱水症状をどうやって気づけばいいのでしょうか。

  • 血圧が低下していないでしょうか?
  • 脈拍が早くないでしょうか?
  • 体重がいつもより減りが大きくないでしょうか?
  • 舌の赤身が強いもしくは白くなっていることはないでしょうか?
  • 手足が冷たくなっていないでしょうか?

また、室内の温度が28度以上や、風通しが悪い直射日光に
当たっている
条件だと脱水症状を起こしやすくなります。

 

■高齢者の脱水症状の対策・予防

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水分量、食事量が減少しがちな高齢者は、脱水症状になりやすいと
言われています。

しっかりと脱水症状の対策と予防をしていきましょう。

外出時だけでなく、在宅時にもなりやすいのが特徴の一つです。

人間は一日にだいたい2000~2500mlの水分の入れ替わりが
起こっています。

  • 食べ物から700ml
  • 代謝水から300ml
  • 飲み物から1000~1500ml

を日常的に摂取しています。

代謝水とは脂肪や糖質などの栄養素が燃焼することで発生する水分のこと
です。

飲み物は1度に多くの量を飲むのではなく、こまめに摂取して
いきましょう。

また、食事は水分が多く含まれているものを摂るといいでしょう。

特に、味噌汁は栄養が豊富で、水分も摂取できるので、オススメです。

また、通常の水の他に、経口補水液を摂取するのもとても効果的です。

経口補水液とは水分電解質補給のために、食塩砂糖を一定の割合で水に
溶かしたものです。

糖質が入っているので、糖尿病の方は飲み過ぎに注意をしましょう。 

経口補水液は薬局などで売っている「経口補水液OS-1(オーエスワン)
という商品でもいいですし、自宅で作ることも可能です。

経口補水液の作り方は前回記事をご参照ください。
経口補水液の作り方が記載されている記事はこちらから。

高齢者は自覚症状の遅れによって、体調が急変することがありますので、
普段の生活から脱水症状に注意して生活していきましょう!


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